年末の恒例行事である大掃除に欠かせないのが洗剤

「洗浄力」はないと困るけど、「体への安全性」「環境負荷」も気になる

本当は「香り」「パッケージデザイン」にもこだわりたい

まわりの友人たちに、どんな洗剤が欲しいかを聞いたところ、ほぼ全員から同じような答えが返ってきました。と同時に、誰一人としてそのニーズを満たせてはおらず、どこかしらで妥協を余儀なくされていたこともわかりました。

でも、もう大丈夫。そんなみんなの願いを満遍なく叶えてくれる理想的な洗剤が、遠く海外から日本に上陸しているのです。しかも、それがたった1つではなく、いくつも...!

ということで、この短期連載では、ライフハッカー[日本版]が太鼓判を押すオススメの洗剤ブランドを紹介していきたいと思います。第1回は、アメリカ発のブランド「method(メソッド)」です。「method」は2000年、「キッチンの戸棚に隠さなくてもいいようなクリーナーをつくりたい」と考えていたマーケターのエリック・ライアンさんと、化学エンジニアとして環境問題に取り組んでいたアダム・ローリーさんという2人の若者によってサンフランシスコでスタート。「洗浄」「安全」「環境」「デザイン」「香り」という5つの要素のすべてにおいて妥協しない ─── そのこだわりがユーザーから高い評価を受け、2006年、成長著しい米国企業のトップ500を発表する『Inc. 500』で「全米で7番目のスピードで拡大するプライベート企業」として紹介されました。アメリカ以外にも着々と市場を広げ、現在ではカナダ、イギリス、オーストラリア、フランス、そして日本で商品を展開しています。

さて、気になる使い勝手ですが...はい、間違いないです

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右の2列が使用前、左の2列が使用後です

試しに使ってみたのはフローリング専用のフロアクリーナー。床に直接、適量をまいてクロスで軽くこするだけで、1枚50cm四方の床板が1分も経たないうちにかなりキレイに! 95%が天然由来の成分なので、使ったあとの手荒れも気になりませんでした。

そして、自分のデスクまわりの床をふいていると...「あれ? 何かいい匂いがする」という声が周囲からチラホラ。掃除をしていて「いい匂い」と言われるのは、人生で初めての体験でした。ちなみに、このクリーナーは「アーモンド」の香り。methodのクリーナーは用途によって香りも変わるのですが、同じ用途で香りが選べるようになると、選ぶ楽しみが加わるのでさらにポイントアップ...というのは、欲張りすぎでしょうか。

method

(奥洋介)