バナナを長持ちさせるには「根元をラップでくるむといい」というのは、先日ご紹介したばかりですが、さらに一工夫することで、もっと長持ちさせることができると判明しました。それは、バナナを房からバラして、それぞれの根元をラップでくるむというものです。
「Instructables」のユーザーwilgubeast氏は、バナナの根元をラップでくるむという基本的な方法を紹介するだけでなく、もっと長持ちさせたいのであれば、房からバラしてそれぞれの根元をできるだけキツくラップでくるんだ方がいいと説明しています。以前紹介した、バナナを長持ちさせるには房からバラした方がいい、というアイデアを足したものという感じです。また、切ったバナナの切り口は、酸性のもの(レモン汁がベスト。少々の酢でもよい)を付けると、茶色く変色するのが防げます。科学的な証拠はありませんが、本当にとても簡単なことなので、試してみる価値はあると思います。
バナナをはじめとするほとんどのフルーツは、熟成したり茶色く変色したりする、エチレンガスが自然に放出されています。バナナの場合は、茎の部分をふさぐことで、エチレンガスの放出をかなり抑えることができるのです。まとめてラップしても効果はありますが、房からバラして個別にラップした方が、さらに熟成のプロセスを遅くすることができます。
なお、逆に青過ぎて食べられないという場合は、オーブンで焼けば熟成させることができますよ。
Keep Bananas Fresh Longer (Slices, Too!) | Instructables
Alan Henry(原文/訳:的野裕子)