Googleリーダーの個別フィードをクリックすると共有ボタンが表示されますが、デフォルトの設定ではGoogle+のボタンしか表示されていません。ほかのSNSと連携させて、Googleリーダーから直接投稿できたら便利です。
実は、Googleリーダーの「設定」からほかのSNSとの連携できます。しかもカスタム機能を使えば、Evernoteとの連携も可能です。
■設定の手順以下で設定方法を紹介しますので、参考にしてみてください(各画像はクリックすると拡大します)。
1. まずは歯車マークの設定ボタンから、「リーダーの設定」を選びます。
2. 設定の中にある「送信先」を選びます。
3. 共有できるSNSや「あとで読む系」アプリなどのリストが表示されますので、自分の共有したいサービスを選んでチェックボタンに「レ」を入れます。
4. 試しにTwitterとFacebookにチェックを入れてみました。Googleリーダーのフィード画面に戻ると、以下のようにTwitterとFacebookへ投稿できるボタンが追加されているのがわかります。
■カスタムリンクを使ってEvernoteを連携
さて本題のEvernoteとの連携ですが、その方法がEvernote公式ブログに書いてありました(How to Send Blog Posts from Google Reader to Evernote)。これによると、GoogleリーダーとEvernoteの連携方法は以下の通り。
「名前」、「URL」、「アイコンの URL」という入力フォームが現れます。
各フォームには、以下の文字列を入力します。
- 名前:Evernote
- URL:http://s.evernote.com/grclip?url=${url}&title=${title}
- アイコンのURL:http://www.evernote.com/favicon.ico
たったこれだけで、GoogleリーダーとEvernoteを連携できます。フィードに戻ると、以下のようにEvernoteボタンが追加されています。
Evernoteに保存されたノートをチェックしてみましたが、しっかりと記事全文が記録されています。これなら問題なくEvernoteに保存し続けられそうです。
今回紹介したのはGoogleリーダーとEvernoteの連携方法でしたが、このカスタムリンクを応用すれば、Googleリーダーをもっと便利にできそうです。もし面白い使い方を思いついたという人は、ぜひ以下のコメント欄で教えてください。
(安齋慎平)
(2012.10.7更新)