厳しい残暑は続くようですが、暑く熱かった8月が終わりました。終わって早々ですが、来年の夏を快適に過ごせるかどうかは、準備次第といっても過言ではありません。整理整頓系ブログメディア「Unclutterer」に、来年の夏をよりよく過ごすためのアドバイスが載っていましたので、ご紹介します。

そのアドバイスとは、今年の夏を振り返りつつ、反省や経験をチェックリスト(自分用備忘録)として書き留めておくと良いというもの。実践方法は、至ってシンプル。登山、野外フェス、帰省など、カテゴリーごとにやるべきことをリストアップしていきます。今年のロックフェスへ椅子を持参せずに後悔したのであれば、来年の野外フェス系リストに「持ち運びチェア(アウトドア用チェア)」を、新幹線の混み具合にぐったりした人は「指定席券の事前購入」を加えておく、という感じです。

一般的なやること(必要なもの)リストに、「こうしとけば良かった、こうしたらうまくいった」という感想をつらつらと織り込んでおきましょう。頭の中で考えただけでは何もしていないのと同じこと。記録として、形に残すことはやっぱり重要です。

その時、その瞬間で、人それぞれ「求めるもの」は異なります。忘れ物防止や状態チェックのために、客観的に見てみることも大切です。このように整理・精査してみると、金銭的な面での覚悟もできるはず。「来年の夏休みのために、貯金をがんばろう」という励みにもなるでしょう。

力作のリストも作るだけでは意味がありません。実行してナンボ! リストにあるタスクを、来年用ではなく今日の「ToDoリスト」に転記するのも一つの方法です。トレッキングソックスを買い足しておこうと思ったなら、リストに書くだけではなく、すぐに購入して他の登山グッズとひとまとめにしておくべし。次の山登り直前に、慌てずに済みます。

専用フォルダを一度作っておけば、内容を毎年アップデートすることができます。ひと夏ごとにきっと良くなる、どんどん良くなること請け合いです。時間が経つにつれ、忘れていってしまうことは少なくありません。思い出すと「うわあああぁ」ってなってしまう黒歴史がある方は、同じ失敗を繰り返さないために作る「絶対ダメ」フォルダもあわせて、ご活用ください。

今年の夏の総決算もかねて、ぜひお試しあれ。

What's on your summer to do list? Organizing for next year's summer events | Unclutterer

Thorin Klosowski(原文/抄訳:kiki)