書類を書くときに必要になるのが年号。今年は平成何年なのか、昭和だと何年になるのかというのが簡単にわかると便利ですよね。というわけで、ここでは平成と西暦を変換する方法を扱います。加えて、西暦と元号(年号)を変換してくれるアプリ西暦と明治・大正の変換方法などもあわせてご紹介します。

1.過去記事より

ライフハッカーでもこれまで「平成」に関する記事を紹介してきました。「今年が平成何年か」を即答できるようになる方法では、平成と西暦の関係は「時計と同じ」と紹介しました。「09年→9時→21時→平成21年」という具合で、西暦から平成に変換できるというわけです。

ただ、この時計を思い浮かべる方法だと2013年以降の変換が難しくなる西暦2013年問題に直面してしまいます。そこで、「今年が平成何年か」を即答できるようになる方法(2012年版)では「西暦の下二桁に12を足すと平成に変換できる方法をご紹介。この方法だと平成時代をすべてカバーできます。


2. 年号電卓アプリ

西暦と年号を変換するアプリはたくさんリリースされています。『年号電卓』は、西暦から年号への変換だけではなく、その年に生まれた人の現在の年齢も教えてくれます。たとえば1950年と入力すると、「昭和25年」、「年齢62歳」と表示されます。

このアプリは現代だけではなく、過去の年号を調べることも可能。例えば関東大震災は1923年に起こりましたが、この1923年は年号でいうと何年なのかを調べることもできます。このアプリに1923と入れると、「大正12年」、「年齢89歳」という結果を返してくれます。

このアプリのほか、年号を調べられるアプリには『元号』、『元号 Free』、『年号しらべ』などがあります。


3. 明治・大正の変換方法

■西暦から明治

西暦を明治に変換する方法は、西暦に33を足した時の下2桁です。例えば西南戦争(1877年)は、77+33=110なので明治10年だとわかります。

■西暦から大正

西暦から大正に変換する方法は、西暦の下2桁から11を引いた数字です。例えば、日本初のラジオ放送(1925年)は、25-11=14なので大正14年ということがわかります。


おまけ:タスクバーの時刻を和暦に

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Windowsだと、タスクバーの時刻表示を和暦にすることも可能。「日付と時刻の表示 > 日付と時刻の変更 > カレンダー設定の変更」から、西暦表示から和暦表示に変更できます。


(安齋慎平)