現地との時差を気にしながら、決して広いとはいえないシートで長時間過ごす...。飛行機での長距離移動は、心身ともに疲れをもたらします。そこで今回は、長距離フライトによる疲れを軽減するコツを、Q&Aサイト「Quora」の投稿よりご紹介します。

長距離フライトで疲れを残さないためには、搭乗前の準備から、機内での過ごし方、現地到着後の行動までをも考えると良いようです。

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  • フライトが夜の場合、夕飯は早めに食べること。

  • 搭乗前に、空港でカクテルやワインを1杯飲む(睡眠をサポートする適量は1杯。2杯以上だと脱水症状となり、睡眠の質が悪くなる)。

  • 搭乗直前に水を多めに飲む。飛行機で眠りづらい人はメラトニンのサプリメントを取るのもよい(※)。搭乗30分前にメラトニン(1〜2mg程度)を取ると眠りにつきやすくなり、4.5〜7時間程度のフライトでは疲れを感じにくくなる。

  • 遮音性の高いヘッドホンやノイズキャンセリングヘッドフォンも便利だが、眠るには小型のイヤホンがおすすめ。個人的にはApple社のインイヤー式ヘッドフォンが使いやすいが、より性能が高く、高価なものを選びたいなら「Shure」のイヤホンは非常によい。

  • アイマスクと、ピローもしくは柔らかい素材のジャケットを機内に持ち込むこと(ネックピローについて、ライフハッカーは微粒子ビーズ入りがオススメ)。

  • 頭を壁側にゆったりもたれさせられるよう、窓側のシートを選ぶ。比較的空席があるフライトなら、横になれるようにすいているシートを並びで確保するのもよい。

  • 5時間以内のフライトで、体が休まることは期待しないこと。

  • 着陸までできるだけ長い時間、眠ろう。ただし、脱水症状によって疲労をより感じやすくなるので、機内では可能な限り水分を補給すること。現地に到着したらコーヒーを飲もう。

  • 可能ならば、ホテルに早めにチェックインし、シャワーを浴びて、軽食とともにコーヒーをもう一杯。

  • 仕事で会議がある場合は、空港から会議場までの移動でスポーツジムを探し、会議前に軽く運動できるとよい。

  • 到着したら20〜25分間ほど日光浴をしてビタミンDを補給しよう。

(※2012年8月14日現在、メラトニンのサプリメントは日本では医薬品に分類されるため流通していません。別途、専門の医師にご相談ください。)

このほか、長距離フライトにまつわる記事としては、ライフハッカーアーカイブ記事「飛行機内での安眠を確保するために大切な5つのポイント」や「起床前16時間食べないと睡眠サイクルがリセットできるらしい」なども合わせてどうぞ。

How can I arrive feeling rested after a red eye flight? | Quora

Adam Dachis(原文/訳: 松岡由希子)