ビジネスであれ休暇であれ、飛行機での移動はあなたにとって非日常的なことかもしれません。しかし、チェックインされた荷物を運ぶ空港職員にとっては、ただの日常です。毎日、何百個もの荷物を運んでいる彼らからすると、嫌になるのはとても重い荷物だそう。
Photo by Thinkstock/Getty Images.チェックインされた荷物を運搬する職につくRedditユーザーcraigyboy2601さんは「運搬係に荷物を投げられないようにするには、できるだけ軽量にパックすることが大切です。25kg以上の荷物は非常に危険です」とアドバイスしています。
また、以前もご紹介しましたが、スーツケースは二輪よりも四輪の方が荷物破損の可能性はグッと下がります。四輪のスーツケースは転がせるので、投げる必要がありません。したがって、ダメージを受ける可能性も少なくなります。
旅行にパートナーがいる際には、同じサイズで同じ色などのよく似たバッグを使うのがオススメです。その理由は次の通り。
運が良ければ、2つのバッグは同じルートを同じタイミングで辿り、トラックから一緒に下ろされます。担当の人が気を回してくれているわけではなく、同じ大きさで同じようなバッグの場合、積み重ねるなどの作業に好都合だからです。
他にも、一見当たり前のようですが、細かな点に気をつけるのも大切。
- 名前と住所のタグは必ず付けること。
- 今から乗る飛行機以外のタグは全て取っておくこと。
- スーツケースには空きスペースを残さないこと。もしもスペースが空いてしまう場合は、荷物が動かない程度に新聞紙などを詰めておくこと。
無機質でシステマチックに見える空港も、そこで働いているのは日々時間と戦う人間なのだから、と思わず納得してしまうようなアドバイスではないでしょうか。最後に、旅行に役立つもうひとつのアドバイスを、URL短縮サービス「bitly」のチーフ・サイエンティストであるヒラリー・メイソンさんのインタビューより。
「荷物は必要なものの半分に、現金はその2倍にすべし」。このアドバイスのおかげで、世界中を身軽に旅行し、ステキなお土産とともに帰宅しています。
飛行機旅行をされる予定の方は、荷物のチェックをいま一度。
LPT: Traveling, baggage tips from a baggage handler
| Reddit画像 by Nick Ares
Melanie Pinola (原文/訳:まいるす・ゑびす)