プレ・パフォーマンス・ルーティンという言葉をご存じですか? スポーツ心理学で「ベストなパフォーマンスにするために行う、げんかつぎを科学的にトレーニング化したもの」を意味します。
例えば、ロンドンオリンピックでも大活躍した陸上短距離走のウサイン・ボルト選手の「弓を引くようなポーズ」。日本に体操個人で28年ぶりに金メダルをもたらした内村航平選手の「両手を肩の高さに挙げるしぐさ」なども、プレ・パフォーマンス・ルーティンです。
プレ・パフォーマンス・ルーティンは突発的なものではなく、誰しも生まれる瞬間があると、女性のためのエンタメ情報サイト「マイスピ」に載っていました。
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「プレ・パフォーマンス・ルーティン」はどんな時に生まれるのでしょう?
試合やプレゼン、イベントなど、ここぞという時にうまくいったときです。(中略)たとえば大きな仕事を成功させたい場合は、学生時代の試合や試験、就活などが成功した時、本番までにどのような行動をしていたかを思い出してみます。(中略)共通したパフォーマンスがみつかれば、次回からそれを意識的に行えば良いのです。
なるほど、たしかに「げんかつぎのトレーニング化」といえそうです。このプレ・パフォーマンス・ルーティンは、決して一部のアスリートだけが用いるものではなく、私たちも生活に取り入れることができるそう。
下記のリンクでは、「自分流プレ・パフォーマンス・ルーティン」の見つけ方や作り方を解説していました。スポーツだけでなく、ビジネスの場にも生かせるマインド・ハックのひとつとして、いまから自分の行動を観察してみるのも良いでしょう。
内村航平選手もやってた!? アスリートに学ぶ「勝負スイッチ」を入れる方法 | マイスピ
(ライフハッカー[日本版]編集部)