こんにちは。皆さんを面倒な手間から解消する、enthumble(アンサンブル)です。
物理化学でおなじみの「エントロピー」と「エンタルピー」。なんとなく概念は理解できたけれど名前が似ているので区別が難しい...。理系の方から、「エントロピーが下がって、エンタルピーは上がった」なんて言われてもまったくイメージできない...。そう感じたことがある方に、この2つの単語を一発で区別できる方法をご紹介します。
Photo by thefoodgroup.「エントロピー」と「エンタルピー」を区別するポイント、それは文字の違いです。具体的には、以下のとおりに区別します。
■区別方法
エントロピー(entropy)
エン「トロ」ピー。トロといえば、マグロの大トロ。脂肪が散らばったトロは、値段が高く、エントロピーも高い。脂肪がかたよった赤みは、値段が安く、エントロピーも低い。
エンタルピー(enthalpy)
エン「タル」ピー。タルといえば、水を貯める樽。水が貯まった樽は、値段が高く、エンタルピーも高い。水があまり入っていない樽は、値段が安く、エンタルピーも低い。
つまり、「エントロピー」は、脂肪が散らばった「トロ」から「乱雑さ」を、「エンタルピー」は、水が貯まる「樽」から「エネルギー」をイメージします。
これなら、「エントロピーが下がって、エンタルピーは上がった。」なんて言われても、状況がイメージできますね。
手間暇かけて暗記しないでも、2つの単語を一発で区別できる手法です。