仕事で欠かすことのできない『Excel』。前回は「知っているようで知らない、マウスを使ったエクセル(Excel)小ワザ集」をお送りしました。今回は、ウェブサイトなどでよく見かけるチェックボックスを使ったアンケートをExcelで作ってみます。
まずはチェックボックスをつける質問項目を記入しましょう。回答欄も一緒に作っておきます。この欄に、チェックボックスを埋め込んでいきます(手順「5」参照)。
リボン(画面上部にある「ホーム」、「ページレイアウト」などのタブ)が表示されていない人は、「ファイル > オプション > リボンのユーザー設定 >メインタブ」と進み、開発タブにチェックを入れてください。
「開発 > 挿入」と進み、チェックボックスを選びます。チェックボックスは「フォームコントロール」と「ActiveXコントロール」の2種類ありますが、ここでは前者を貼り付けます。
チェックボックスを回答欄に貼り付けていきます。チェックボックスのテキストは、右クリックして「テキストの編集」から変更・削除できます。
すべての回答欄にチェックボックスを並べます。チェックボックスも文字と同じくコピー&ペースト可能です。
チェックボックスを右クリックし、「コントロールの書式設定 > コントロール > リンクするセル」と進んでください。ここに任意のセルを指定すると、オンの場合は「TRUE」、オフの場合は「FALSE」が指定したセルに表示されます。
実際に、一番上のチェックボックスを選択してみました。指定したセルに「TRUE」が表示されているのがわかると思います。
回答結果の集計は、COUNTIF関数を使いましょう。「6」で指定したセルの範囲を選択し、検索条件に「TRUE」を入力します。
TRUEなどの文字が表示されるのは見映えが良くないので、その列自体を非表示にしましょう。結果を表示するセルを改ページの外に指定するという手もあります。
せっかくチェックリストやToDoリストを作るなら、やはり見た目も重視したいですよね。今回紹介したワザを駆使して、上司・同僚から一目置かれる資料を作りましょう。
Excelでチェックボックス! | Be Cool Users
(安齋慎平)