ライフハッカーの記事でも度々目にする「自律神経失調症」。身体を維持していくために無意識下で働いている神経のことを「自律神経」といいますが、ストレスや生活習慣の乱れなどでこの自律神経のバランスが乱れると、体にさまざまな不調が現れてくる、というものです。

バランスを崩す理由も改善方法も人それぞれなのが悩ましいところ。代表的な症状に「便秘」があります。便秘の解消には食物繊維を多く含む食品を摂る、と考えるのは自然なことですが、健康に関する情報を多く扱うサイト「マイスピ」の記事によると、一概に「食物繊維」が便秘に良いわけではないようです。

自律神経の乱れが原因の便秘は、すでに腸が刺激を受け緊張状態になっています。食物繊維を摂れば摂るほど過剰に刺激を与えるために逆効果となり、腸がフリーズ状態になってしまう。

では、食物繊維を摂らなければ良いのかというと、そういうわけではありません。食物繊維を摂ることそのものは間違っていないのですが、あくまで過剰に刺激を与えないことが大切なのです。ここで「食物繊維の性質」がカギになります。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があり、このケースの場合には「水溶性食物繊維」を摂取するのがベター。水溶性食物繊維ならば腸への刺激が強すぎず、スムーズな便通に効果あり、とのこと。

水溶性食物繊維を含む食品の情報などの詳細は、下記のリンクよりチェックしてみてください。自分が手にしている食品がどちらの食物繊維に当たるのか、また便秘の原因がどこにあるのか、しっかり見極めることが便秘解消の第一歩となりそうです。

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自律神経失調症の人がなりやすい!? 「ストレス便秘」改善法 | マイスピ

(ライフハッカー[日本版]編集部)