会社が嫌になると、仕事に影響を及ぼすだけでなく、日常生活にも同じように支障をきたすことがあります。合わない上司のせいで会社が嫌になっているのであれば、仕事を辞めるのだけが解決法ではありません。
機嫌がコロコロ変わって、飽きっぽくて、かんしゃく持ちで、頑固で、わがままな、最悪の上司に当たってしまったら、子どもを扱うように接するとうまくいくと「CNBC/USA Today」にありました。
最悪な上司と良い関係を保つには、親が子どもに接するような気持ちで上司に対応しなければなりません。このやり方を、頭文字を取って「CALM」と呼んでいます。
- Communicate=正直に、隠すことなく、ざっくばらんに、はっきりと伝える
- Anticipate=何が起こりそうか予測する
- Laugh=笑いは緊張を解き、相手との壁を壊す
- Manage Up=甘やかすように接するのではなく、良い関係を保つ
良い親というものは、時に厳しい愛のムチも持っています。親のような役割を演じながら、前向きなエネルギーを与えつつ、問題を先読みして解決するように立ち回らなければなりません。
いきなりここまでするのは難しいかもしれませんが、ただ上司を子どものように扱うと意識するだけでも、ずいぶんと状況は改善すると思われます。また、例えば上司が何か子どもじみた苛つくことをした場合は、上司を隔離するのではなく、自分が避難する(その場から逃れるようにする)という手もあります。これは、以前「ありえない上司と上手く付き合う方法」でも紹介したコツです。
以下のリンク先には、最悪な上司を5つのタイプに分けて、それぞれの対処法を紹介しています。英語のみですが興味のある方はチェックしてみてください。
Plan for handling bad bosses: Treat them like toddlers | USA Today
Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)