こんばんは、傍島です。
先日、バックアップに使っていたハードディスクが不調になったので、奮発して「Time Capsule」の2TBモデルを購入しました。無線LANルーターとハードディスクがひとつになり、机の上がすっきりして満足です。ですがその反面、TimeMachineが動き始めてバックアップがはじまるとファンが派手に回りはじめてうるさくなってしまいました。これは誤算です。
さて、私はMacを使い始めた頃から、英語配列のキーボードを使っています。日本語配列キーボードのMacを見ると違和感を持ってしまいますし、作業能率が極端に悪くなってしまいます。ただし、ひとつだけ日本語配列キーボードが羨ましく感じるところがあります。それは、入力モードの切替です。日本語配列キーボードは専用キーで切り替えられるので、英語配列キーボードの「command+スペースキー」よりも効率的です。
この英語配列キーボードの不便を解決してくれるアプリが、実は存在するのです。
ご紹介するのは、『isHUD』というユーティリティです。このユーティリティは、本来は多言語環境で使っているユーザー向け。ファンクションキーを2回連続して押すと、現在の入力モードを画面の中央に一定時間表示する機能がウリ。Lionのフルスクリーン機能を使うとメニューバーが隠れてしまって入力モードが確認できないので、これは便利です。
この機能以外にキーひとつで「入力ソースを選択するワンタッチキー」機能があり、右または左のcommandキーかoptionキーで入力モードを切り替えられます。これが英語配列キーボードで便利に使えるというワケです。
例えば、右のcommandキーを入力モードの切替キーに設定すると、commandキーを押す度に入力モードが切り替えられ、モードが画面に表示されます。この機能を使えば、日本語配列のキーボードのように専用キーでとは行きませんが、英語配列のキーボードでもキーひとつで入力モードを切り替えることができるというワケです。「commandキー+スペースキー」と異なる操作なので、使えるようになるまで慣れが必要ですが、慣れてしまえば便利なユーティリティーです。
isHUDは、85円の有償アプリです。英語配列のキーボードが好きだけど不満を持っているという方がいましたら、少しの投資で解決できる可能性があります。一度お試しください。
(傍島康雄)