海外でのバカンス。想像するだけでもワクワクしますが、現地にたどり着くまでのフライトを考えると、ちょっと憂うつになるかも...。ビジネスクラスならともかく、決して広いとはいえないエコノミークラスの座席で何時間も過ごすのは、意外と疲れるものです。

少しでも快適に、ゆっくりカラダを休めるためのお助けアイテムとして、ネックピローを使ってみてはいかがでしょう? 

Photo by kellinahandbasket.

 仕事などで欧米に行く機会が比較的多い私には、ネックピローが旅のマストアイテムとなっています。多くの国際線の機内では、座席ごとに枕が備えられていますが、首や頭をガッチリ支えるには少々心もとない感じ。ネックピローを使えば、首まわりのクッションがサポートしてくれるので、頭がガクっと下がったり、首の不快な痛さで目を覚ましたりすることがなくなりました。腰当て代わりにも使えて重宝しています

ネックピローにはいくつかのタイプがあります。携帯のしやすさを重視するなら、折りたたみ可能な、空気で膨らますタイプのものが一般的。ただ、このタイプのネックピローは、使っているうちに徐々に空気が抜けてくる場合があります。また、ビニール素材のものが多いので、肌にベタっとくっつく感じが不快かもしれません。私も以前はこのタイプのものを使っていたのですが、ビニールの臭いと感触がどうも苦手で、次第に使わなくなっていました。

その点、荷物は多少かさばるけれど、微粒子ビーズなどの詰め物が入ったネックピローを使うようになってから、ずいぶん快適になっています。選ぶコツは、大きさ・やわらかさ・厚さを自分の体型に合わせること。たとえば、小柄な女性なら、大人用のネックピローよりも子ども用のほうが使いやすいようです。やや高価ですが、より快適さを追求したいなら、形状記憶素材でできたネックピローも選択肢のひとつでしょう。

長距離フライトの機内を快適に過ごすためのコツについては、「飛行機内での安眠を確保するために大切な5つのポイント」でもいくつかご紹介しています。みなさんは、普段どのような工夫をなさっていますか?

おすすめのネックピローや、「ネックピローを使わなくても、こんな風にすれば快適に過ごせるよ!」といったコツをご存知の方は、ぜひコメントやFacebookページで教えてください。


(松岡由希子)