英語の慣用句に「何を知っているかではなく、誰を知っているかが大切だ」という言葉があります。平たく言えば「コネが大切」という意味です。これは昔の方が今よりさらに真実味のある言葉でした。「コネ」という言葉にはクリーンではないイメージを持つかもしれませんが、転職しようとする時も、誰か見知らぬ人と出会いたい時も、コネを使うというのは大事なスキルなのです。このコネをつくるための効果的なアプローチ方法はただ1つ、相手と友達になるということです。
雑誌『Forbes』に、どんなタイプの人とでも、コネクションやネットワークが作れるすばらしいテクニックの一覧が載っていました。新しい分野の専門家とのコネクションを探している人にも、もっとたくさんの人と知り合いになりたいという人にも使えます。
Photo by Ben Sutherland.本当に卓越した人と知り合いになりたければ「ただ純粋になる」というのが最も簡単で効果的です。とにかく、一緒に働きたいと思っている人や、知り合いになりたいと思っている人にこちらから話しかけることは、実際に効果があります。これは、キャリアの達人が「新しい会社に入るにはいかにコネが重要か」ということを語る時や、雇用先の重役や役員に自分を印象づける時には忘れがちになってしまうことです。
コネがうまく機能するのは、あなたが本当に気になっている人に対する場合だけです。それが欠けている時は、必ずバレます。つながりたいと思っている人に対して、純粋に興味を持っていない場合、コネを作ろうとするのは止めましょう。
ある段階においては、「この人は自分に対してどんなことができるか」というのが常に大事な要素になることがあります。しかし、それもまたお互いさまです。以前の「シャイな人のための4つのネットワーキング術」や米Lifehackerの記事にもありましたが、その人と友達になりたいという純粋な興味がなければ、話しかけても無駄です。隣のオフィスのパーティーや専門家の集まる会議を、単純におしゃべりする機会だと思うのではなく、新しい友達を作るチャンスだととらえてみましょう。もっとたくさん友達ができるでしょうし、もっと名刺もなくなります。
ほかにも何かコネを作るテクニックがありますか? 影響力のある人たちと新しく友達になるにはどうしていますか? 秘訣やコツがあれば、ぜひコメントで教えてください。
The 7 Pillars of Connecting with Absolutely Anyone | Forbes
Alan Henry(原文/訳:的野裕子)