Facebook(以下FB)をはじめて一番の恩恵といえば、「友達の誕生日を忘れなくなった」ということが挙げられます。アサヒビールが実施した「FBでの友達の誕生日のお祝い実態についてのアンケート」によると、FBによって友達の誕生日を祝う機会が増えたと答えた人は全体の76%を占めています。やはりFBの右上カラムに誕生日の人が常に表示される仕様の影響が大きいのでしょう。FBにログインするとすぐお祝いコメントを送る、という人も多いと思います。
このアンケートでは、このようなメリットがある一方、「気まずさ」や「不快」になったことがあるというユーザーの心理も明らかにしています。例えば「FBで誕生日を祝う(お祝いされる)時に、イラッとしてしまうことは?」という質問に対する答えは以下のようになっています。
Photo by Thinkstock/Getty Images.このアンケートは、アサヒビールが全国に住む20歳~49歳の男女600人を対象としたwebアンケートを実施。調査期間は2012年5月28日~2012年5月30日。詳細はこちらから。
これによると、FBでのお祝いコメントでイラッとしてしまうこと第1位は、「お祝いコメントに対して返事がない」でした。
- 「お祝いコメントに対して返事がない」...24.0%
- 「相手の誕生日にはコメントを贈ったのに、自分の誕生日にコメントがもらえなかった」...22.3%
- 「親しい友人からお祝いコメントが無い」...16.5%
確かに、お祝いコメントを残したのに返事がないとあまり良い気分にはなりませんよね。24%の人がそのように考えているようなので、今後お祝いコメントをする際には気を付けたいものです。
また、このアンケートでは「どんな誕生日お祝いをされたらグッときますか?」という質問もありましたので、その結果も紹介します。
- 笑えて、感動する写メ付きのメッセージ(女性27才)
- 写真を使って本人の表情が分かるグリーティングカードのようなものを贈られた時(男性38才)。
- わざわざアプリなどでカードなどをつくって贈ってくれた時(女性21才)。
- アプリなどを使ってプレゼントを贈ってくれた時(女性31才)。
(代表的な答え)
このように、グッとくるお祝いコメントはただメッセージを送るだけではなく、写真を使ったりアプリを利用したりして相手の印象に残るものにするのが良いようです。ちょっと変化をつけることはそれほど手間ではないので、これから誕生日を迎える人にコメントを贈る際には少し工夫を加えてみてはいかがでしょうか?
(安齋慎平)