ジョギングは、ウェイトコントロールや健康増進に役立つお手軽なエクササイズ。ライフハッカーでは、「週に数回のジョギングで寿命が延びる」「ジョギングの合間に歩きを挟むとケガしづらい」など、これまでに様々なジョギングハックを採り上げてきました。

今回ご紹介するハックは、多忙なジョガーさんにおすすめです。ジョギング時間を短縮しつつパフォーマンスを向上させ、カラダにもいいとっておきのジョギング法を伝授しましょう。

Photo by lululemon athletica.

 コペンハーゲン大学の研究チームは、5キロを30分程度で走るジョギングで、パフォーマンスを向上させるために「10-20-30」の法則を提唱しています。

この法則は、1分間のうち10秒は高速、20秒は中速、30秒は低速で走るというもの。このサイクルを5回繰り返し、計5分間ジョギングしたら、次の2分は休憩しましょう。あとは、同様に「10-20-30」の法則による5分間ジョギングを2~3回繰り返せば、エクササイズ終了です。

このジョギングプログラムに参加したランナーは、従来の半分ほどのトレーニング量にもかかわらず、血圧の低下や血中コレステロールの減少など、よい効果が表れたそうです。「10-20-30」の法則は、あまり時間のないときはもちろん、短距離ジョギングをワークアウトに組み込む際、試してみるといいかもしれませんね。

New research shows runners can improve health and performance with less training | University of Copenhagen

Thorin Klosowski(原文/訳:松岡由希子)