洗濯は嫌になるほど時間のかかる家事です。今回は、そんな洗濯を少しでも楽にして飛躍的に早く終わらせる方法をご紹介しましょう。
1. 洗濯の前にその後の計画を立てる
筆者がこれまで何度も洗濯をしてわかったことは、できるだけ早く洗濯を終わらせてほかの用事や楽しいことをしたいと思っている時は洗濯が余計嫌になるということです。ですから、洗濯をしている時はテレビを見てのんびりするなどして、先のことを見越しながら洗濯をするようにしましょう。そうすると、洗濯が終わって洗濯物を畳む時にも、一日中洗濯ばかりしているような嫌な気分になりません。洗濯する日を忘れないようにGoogleカレンダーに入れてもいいです。洗濯自体が楽しくなるようなTipsはそれほどありません。
ただし、事前に計画を立てることによって、洗濯物を乾燥機から取り出したら(もしくは外から取り込んだら)、すぐに畳み始めるようになります。そうすれば無駄なシワも寄らずに済んで、アイロンがけをするものも減ります。これはかなり大きな時間の節約になります。
2. 洗濯物をカゴ別に入れて分類の手間を省く
筆者の家には、「白モノ」と「柄モノ」の2つの洗濯カゴがあります。1日の終わりに洋服を脱いで、白モノは白モノのカゴへ柄モノは柄モノのカゴへと入れれば洗濯時に分類せずに済みます。一見誰もがやっている普通のことかもしれませんが、筆者には全然思いつかなかったことでした。洗濯カゴを何個も置きたくない人は、大きな洗濯カゴを一つ使ってもいいでしょう。これなら洗濯機のところに洗濯物を運ぶのも楽です。
分厚くて重たい布系の洗濯ものはそれだけ別に洗うというのも、洗濯を短時間で終わらせるアイデアの一つです。分厚い布系の洗濯ものがあると、ほかの洗濯物が乾いてもさらに乾燥機を回さなければなりません。乾いた普通の洗濯物を先に取り出せば、少しは早くなります。乾燥機にかけてダメなものや特別なケアが必要な素材のものは、ブログ「Home Made Simple」を参考にすると以下のようにすると良いそうです。
特別扱いしなければならない洋服をたくさん持っている場合は、ケア別に違う色のペンで印を付けるようにしておくといいでしょう。そうすれば、洗濯をする時にも一目でわかるようになります。 3. 靴下の洗濯に関わる時間は極力短縮する冷水で洗わなければならないものや乾燥機にかけられないものがあれば、タグに油性ペンで何か印を付けておきましょう。そうすれば、見にくい洗濯表示をいちいち確認しなくても簡単に分類できて時間が節約できます。

しかし、靴下を無くしては買い、買っては無くしの「靴下貧乏」にならないために一番いい方法は、全部を白い靴下だけ(黒でも何でもいいですが1色に統一)にすることです。靴下が安い時にその色だけをまとめ買いします。通常は3足1,000円のところが、時々半額の6足で1,000円になっていることもあります。靴下が全部同じなら、クリップで留めたりする必要がありません。ただネットにまとめていれて、洗濯機に放り込むだけです。朝に靴下を履く時も靴下を2つ掴んで履くだけです。目をつむっていてもできます。同じメーカーやブランドの靴下でこれができれば、完璧に左右同じ靴下が揃います。
4. 数秒で洗濯物を干したり畳んだりするテク「洗濯物を畳む」というのが、洗濯の中でも一番面倒な作業です。しかし、洗濯の後に仕事や予定が入っていたら、モタモタしている暇などなく、すぐに畳んでしまわなければなりません。そんな時の強い味方がこのスーパークイックTシャツ畳みテクです。日本のテレビ番組で紹介されていたものですから知っている人も多いかもしれませんが、Tシャツでもボタンシャツでもセーターでも、ほんの数秒できれいに畳むことができます。干したり収納する時に、Tシャツをハンガーにかけたい時も、たった10秒でかけられるこちらのテクを使えば楽々です。一部これらのテクが使えないタイプの洋服もありますが、Tシャツ、ポロシャツ、タンクトップ、キャミソールなど、大抵のシャツ類はこのテクでグッと時間が短縮できます。
5. 要らない服は捨てる最後に、洗濯をいつも後回しにしてしまうのは、たまった洗濯物を洗わなくても、着る洋服があるからだと筆者は気付きました。洗濯物があまりにも多くて大変そうな時は、あまり着ない洋服はカゴに戻してしまいます。それで数ヶ月以上も洗濯カゴの中に入ったままの洋服があったら、即座に捨てるという新ルールを作りました。無駄な洗濯物を溜めずに済むというだけでなく、洗いたい物とそうでない物を選り分ける必要もなくなります。どちらもとても無駄なことです。要らない洋服を見分ける手段としては、ハンガーを使ったやり方もご紹介したことがありますので、どちらでも好きな方法を使ってください。
Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)