いよいよ、新年度! 温かい気候が心地よく、花や緑に彩られた景色が楽しめ、旅行にはベストなシーズン。日本にも魅力的な場所は数々あれど、ちょっと思い切って、多忙な日常をしばし離れ、海外に旅立ってみませんか? 今すぐにはちょっと難しい方も多いでしょうから、GWや夏の初めに旅行を設定するなら、いまがオススメです。
日本ではけして出会えない、素晴らしい文化や自然に触れることで、見聞を広げられるだけでなく、普段眠っているクリエイティビティが刺激されるかもしれません。
かくいう私も、学生時代から、海外での一人旅が趣味です。
日本の小笠原諸島や平泉が登録されたことでも話題になった「世界遺産」は、現在、世界で936件が登録されていますが、UNESCO(ユネスコ・国連教育科学文化機関)の世界遺産マップ(英文)によると、米国の雄大な渓谷グランド・キャニオンや、南米ギアナ高地のカナイマ国立公園といった「秘境」だけでなく、イタリアのフィレンツェやヴェネツィア、仏パリのセーヌ河岸など、都市のエリアやスポットが世界遺産になっている例も意外と多いんですよ。PCの前でGoogle Mapsの世界遺産写真を巡ることもできますが、今回は私の経験を交えて、個人旅行でおすすめな世界遺産をご紹介したいと思います。
Photo by Yukiko Matsuoka. パリのセーヌ河岸は、古い町並みと現代建築が調和した、美しい景観がステキです。橋の上から川を眺めるもよし、河岸の石畳を歩くもよし。360度、どの方向をみても、絵になる風景が広がります。また、クルーズ船に乗れば、セーヌ河の風を感じながら、エッフェル塔をはじめ、パリの見どころを丸ごと楽しめます。 Photo by Myriam_Cパリのアイコン的存在・エッフェル塔を、バッチリ収められるフォトスポットとしては、エッフェル塔の対岸に位置するトラカデロ広場がおすすめ。また、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの固有の文明・文化・芸術を扱う、セーヌ川沿いの「ケ・ブランリ美術館(Musée
du quai Branly)」は、パリにいながらにして、プチ世界旅行かのように、多様な文化や歴史に触れることができます。このほか、高級な店が並ぶパリの住宅街「パッシー通り」で上質なパリの日常に触れるのも楽しいですよ。
日本からパリへの航空券手配は、海外航空券を一括で予約できる「トルノス」をおすすめします。目的に合った航空券をリアルタイムで検索でき、手配・発券手数料も無料です。トルノスのリアルタイム検索は、旅行代理店がバックエンドで使っていたシステムを、ユーザーでも利用可能にしたもので、検索のたびにリアルタイムな情報に更新されます。たとえば、検索結果は航空会社のシステムへ直接紹介するため、キャンセルが出たばかりの空席もすぐに反映されます。また、空席のある航空券だけ表示され、検索結果を空席照会する手間がないのは、ラクでいいですね。コードシェア便なども、区間の組合せを自動的に検索結果に反映してくれるから、検索に引っかかる便も多くなります。出発空港と到着空港、それに日にちを指定するだけでも検索可能ですが、より詳しく設定したい場合は「詳細検索」のボタンをクリック。直行便のみ検索したり、航空会社を指定した検索も可能です。ワンポイントTipsとしては、航空会社を指定するのではあれば、検索結果ページの左に表示される、「航空会社」から選ぶのも便利です。
日本からのフライトは、直行便・経由便ともに、パリ(シャルル・ド・ゴール)国際空港に到着しますが、フライト疲れの軽減や時間の短縮には、直行便がオススメです。より心地よいフライトを求めるならば、エールフランス航空に就航しているA380が快適ですよ。空港からパリ市内へのアクセスは、タクシーやエールフランス航空が運営するシャトルバスなどのほか、メトロ(地下鉄)との乗り換えができるRER(高速郊外鉄道)のB線もあります。大きな荷物で移動する場合や、早朝・深夜の時間帯は、リムジンバスやタクシーのほうが適しているかもしれませんが、それ以外なら、交通渋滞の影響を受けず、メトロへの乗り入れもスムーズなRERも便利です。
セーヌ河岸へは、パリ市内に張り巡らされたメトロ(路線図はこちらのページからダウンロード・PDF)がオーソドックスなアクセス手段。変わり種としては、セルフ式のレンタサイクル「Velib」(英語ページ)を利用し、パリの街を自転車で駆け抜ける、なんてのもアリです。
■グランド・キャニオン 米アリゾナ州北西部のグランド・キャニオンは、言わずと知れた絶景スポット。広大な峡谷地帯は、圧倒されんばかりの自然のパワーに溢れています。アメリカらしいビッグスケールな景色に抱かれると、日頃の悩みも苦しみも、ほんの些細なことのように感じられるかもしれません。Photo by DaSon'e.グランド・キャニオンを堪能するなら、グランド・キャニオン国立公園至近のホテルを選びましょう。トルノスなら、州名を入力すれば自動的に都市名が表示されます。グランド・キャニオンなら「アリゾナ」ですね。これでグランド・キャニオン付近のホテルが一覧で表示されます。
グランド・キャニオンに個人でアクセスするのは難易度が高いという方には、時間的にも金銭的にも手軽な、ラスベガスから観光ツアーに参加するのが効率的です。「トルノス」のオプショナルツアーでは、ラスベガスからグランド・キャニオンへの日帰りツアーをラインナップ。フライトとバスを使って、空から、陸から、グランド・キャニオンの魅力を満喫できます。なお、日本からラスベガスまでの航空券は、「トルノス」の海外航空券ページで検索してください。
グランド・キャニオンでは、動きやすい服装と、滑りにくく歩きやすい靴が、基本スタイル。寒暖差が激しいので、春夏シーズンでも、上着を用意しておくと安心です。また、夏は特に日差しが強いので、サングラスや日焼け止め、帽子などの対策もお忘れなく。 ■ウェストミンスター宮殿 ロンドンのアイコンとして世界中から親しまれ、現在、国会議事堂として利用されているウェストミンスター宮殿。テムズ川沿い300メートルにおよぶこの文化遺産は、間近で見るよりも、テムズ川にかかる橋の上や対岸から眺めるほうが、ダイナミックさを感じられます。また、観覧車のロンドン・アイや近現代美術館テート・モダンなど、2000年以降の再開発で変貌著しいテムズ川南側との、ロンドンの今昔のコントラストを味わうのも妙。2012年は夏季オリンピックの開催でも注目のロンドンを街歩きしながら、世界遺産に触れてみてはいかが?Photo by Trodel.基本的な情報は英国政府観光庁の公式ホームページやロンドン観光局のサイトでは、一般的な観光情報を日本語でも入手できます。参考にしてみてください。
時間にとらわれない一人旅のメリットを活かして、トラディショナルなロンドンを楽しみたいなら、バッキンガム宮殿を訪れたり、大英博物館やヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の見学、「ハロッズ(Harrods)」や「リバティ(Liberty)」といった老舗デパートでのお買い物がおすすめ。一方、モダンなロンドンを感じるなら、テムズ川南側がホットです。観覧車ロンドン・アイから、ロンドンの街を眺めるのもステキ。近現代美術館テート・モダンのほか、「Hayward Gallery & Visual Arts」など、最先端の芸術を発信するギャラリーもあります。
ウェストミンスター宮殿のあるロンドンへのフライトは、「トルノス」の海外航空券ページで条件に合ったものを検索しましょう。料金順はもちろん、所要時間でのソートもできます。
旅サイト「トルノス」には、海外航空券のほか、海外ホテルやオプショナルツアーなど、旅にまつわるメニューが満載。ゴールデンウィークや、一足早い夏休みの旅行プランにも、ぜひ利用してみてくださいね。
ただいまトルノスでは、4月25日(水)までにGW期間中に出発または宿泊する旅行をお申し込みの方から抽選で100名に5000トルノスポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中です(トルノスポイントの詳細はこちら)。詳しい応募条件などは、上のバナーをクリックしてお確かめください。
では、ボン・ボヤージュ!
(松岡由希子)