クラウド型のオンラインストレージと言えば「Dropbox」や「SugarSync」が代表的な存在ですが、ウイルス対策ソフト『ウイルスバスター』で有名なトレンドマイクロのストレージサービス「SafeSync」も、安くてかなり便利で「DropBoxを超えたかも」という情報を得まして、早速利用してみました。

 

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まずは「SafeSync」のサイトから、ユーザー登録して「SafeSync」を購入。3月26日の17時まで15%OFFキャンペーンが実施され、20GBで年間3,800円という安さ。単純計算で、月々316円ということになります

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オンラインで購入すると、「購入完了のお知らせ」というタイトルのメールで、アクティベーションキーが送られてきます。メールに記載されているURLリンクをクリックし、アクティベーションキーを入力。

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アクティベーションキーとユーザー情報の入力が終われば、アカウントの作成が完了です。でっかいチェックマークが出て来るので、もちろん「今すぐ開始」をクリック!

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「SafeSync」のクライアントソフトウェアのインストールに進みます。「SafeSync」はWindowsとMac OS Xに対応自宅のデスクトップはWindows Vista、持ち歩くノートPCはMacBook Airという筆者の環境でも、「SafeSync」は問題なく使えるのです。

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ダウンロードしたプログラムファイルを実行すると、「SafeSync」のセットアップがスタートします。この辺のデザイン周りが、なんとなくセキュリティソフトっぽい雰囲気ですね。

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「SafeSyncにようこそ」画面が出てくると、いよいよ「SafeSync」のインストール完了。タスクバーに生成されている赤いアイコンをクリックすると、「SafeSync」のフォルダが開きます。このフォルダにファイルをドラッグ&ドロップするだけで、クラウド上にアップロードされるのです。

以上のように、「SafeSync」の導入は至ってシンプル。ローカルに保存するのと同じような感覚で、簡単にクラウド上へデータをアップすることができます。クラウドだのストレージだの言わなくても、とりあえず「SafeSync」のフォルダにファイルをぶち込んでおけば万事OK。このシンプルな操作性が「SafeSync」の大きな魅力です。

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とはいえ、ファイルをクラウド上に保存できるというのはオンラインストレージなら当たり前の話。パソコン上のフォルダやブラウザ、iPhoneやAndroidのアプリからでも「SafeSync」に預けられたファイルにアクセスできるという点も便利なのですが、個人的に使っていて何よりその「安心感」が魅力に感じました。

たとえば筆者のように、あっちに行ったりこっちに行ったりしながら複数のPCで仕事をしているノマドワーカーにとって一番不安なのは、重要なファイルをどこかに置き忘れてしまうこと。なので必要なファイルはとりあえずオンラインストレージ上に預けておく、という使い方はこれまでもやっていたのですが、そうすると今度はうっかり古いファイルを新しいファイルに上書きしてしまったり、更新したファイルをストレージ上にアップし忘れてしまう、という心配が出てくるのです。

そういう時に、パソコン内のデータとクラウド上のデータを自動的に同期してくれる「SafeSync」が非常に便利です。さらに「SafeSync」は、ファイルが更新されるたびに前のバージョンのファイルも自動的に保管してくれるので、間違ってファイルを上書きしてしまった場合でも10バージョン前のデータなら復元可能。ゴミ箱に入れて削除したデータまでも復元してくれると言うから安心です。

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数多あるオンラインストレージサービスとSafeSync」の最も大きな違いは、この「安心感」なのではないかと思うのです。まずは重要なファイルが上書きされたり削除されたりして消える心配がないという安心。そして、『ウイルスバスター』で有名なトレンドマイクロが手掛けるストレージサービスであるがゆえのWeb上の脅威に対する安心。さらに、24時間、年中無休のサポート体制という安心まで付いているのです。こじつけて言っちゃいますが、20GBで年間4,480円、50GBで8,980円という他サービスに比べてお手頃な価格設定は、ふところにも安心と言えそうです。

あと、SafeSync」上にあるファイルを、ブラウザから直接転送することができるというところもすごく便利です。これまた個人的な話で恐縮ですが、イベントやら何やらで写真を撮って来て原稿と一緒に納品する、という仕事が割に多く発生します。で、写真のデータってそこそこ容量が大きいのでファイル転送サービスを使って先方に送るのですが、急いでいる時に限って回線が混雑していて非常に時間がかかってしまい、ヤキモキさせられるのです。

でも「SafeSync」なら、ブラウザ上でファイルを選択してメールやSNSで共有するのがとても簡単。カメラマンやデザイナーなど、ファイル転送サービスを頻繁に使うという人にこの使い方はオススメですよ。あと、パソコン上のフォルダやブラウザだけじゃなく、iPhoneやAndroidのアプリからでも「SafeSync」に預けられたファイルにアクセスできるのも、とても便利です。

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とにかくいろんな使い方ができる「SafeSync」は、オンラインストレージサービスを「安心感」で選びたい人に最適と言えそうです。

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なんと今なら、「SafeSync」の無料体験版をダウンロードすると、貸しきりの横浜スタジアムでキャッチボールができる権利が当たるという「横浜スタジアム貸しきりキャンペーン」も実施中。この機会に、オンラインストレージの活用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

SafeSync

(大山貴弘)