バケーションは長ければ長いほど良い、とついつい思いがちですが、「Time」がオススメしているのは、できるだけ長い休暇をとることではなく、思い出に残る瞬間が常に続くような短い休暇をとること。それには2つの観点があるようです。
Photo by Ricardo Diaz.1つ目は、短い旅行の間に起こったそれぞれの瞬間は長い旅行よりも重要に感じられ、より楽しかった記憶として残りやすいということ。特に、そういったバケーションの最後の日は特別感が満載で、より素敵な思い出となるでしょう。
「Time」によると、我々の記憶は3つの要素から構成されており、1つ目は楽しいイベントのピーク、2つ目は逆に楽しくないイベントのピーク、そして3つ目は体験の終わりです。バケーションが短いとこの終わりの瞬間がコンパクトになり、バケーションの経験そのものがより鮮明に思い出せるようになります。
もう1つの観点とはずばりお金です。バケーションを2週間とるとなると、どうしても毎日派手に遊んで、毎晩のディナーを豪勢に、煌びやかなホテルに宿泊する、というわけにはいかなくなります。例えば、2週間のバケーションと同じだけの予算を数日にまとめて使うことで、目一杯遊び、目一杯美味しいものを食べて、ワンランク上のホテルに泊まる、という密度の高い楽しみ方が可能になります。
バケーションを長くすることで実はその密度が薄くなっているという説、みなさんはどう思いますか? 是非コメントで感想を教えてください!
The Secret to Memorable Vacations: Keep 'Em Short and End 'Em Sweet | Time
Thorin Klosowski(原文/訳:まいるす・ゑびす)