KeyRemap4MacBook
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■機能・特徴
- 特定のキー配列を変えてから、キーボード全体のレイアウトを変更可能。
- 繰り返し使うあらゆるキーを変更できる。
- XMLファイルでカスタムの再配列を追加できる。
- 追加アプリ(『PCKeyboardHack』や『NoEjectDelay』)で機能を追加できる。
- アンインストーラがビルトインされている。
- 『Growl』の通知に対応している。
■特にすばらしい点
KeyboardRemap4MacBookは、キーの機能や組み合わせだけでなく、そのキーをどれくらい繰り返して押すかなど、キーに関するあらゆるものを変更できる強力なキー配列変更ソフトです。キーボードの配列はかなり高度にカスタマイズできます(以下を読めばわかるように、手順は簡単ではありませんが)。特定のものを変更できし、数ある選択肢から選ぶだけでもいいです。すべてのオプションは検索できるので、探したいものはすぐに見つかり、カテゴリーから見ていくこともできます。KeyboardRemap4MacBookは、違う言語のキーボードやドボラックキーボード(よく使う文字を中心に母音を左側に配したのキーボード)でも完ぺきに再配列することができます。とても便利で、使い方はかなりわかりやすいです(以下の「改善してほしい点」を除いて)。
■改善してほしい点 欠点は「キーボードの再配列の機能があらかじめ決まっている」こと。配列のチェックはできます。カスタムで再配列の機能を追加したい場合は、XMLファイルを編集しなければなりません。もし、GUIのアプリを使っているなら、これはメンドクサイかも。これが唯一かつ大きな欠点です。 ■競合アプリMac OS Xにはビルトインでキーボードの再配列ができる機能はありませんが、ショートカットなら変更できます。システム環境設定の「キーボード」画面から変更しましょう。この機能とキー配列変更ソフトは競合しないでしょうが、ほとんどのユーザーが望むのはこのショートカットを変更する機能のことが多いです。もしショートカットが第一希望であれば、まったく何もインストールせずに使えるので、ビルトインのもので十分でしょう。
『DoubleCommand』(無料)は、昔は人気のあるキー配列変更ソフトでしたが、2009年11月からアップデートされていません。最近DoubleCommandの開発者は、新しいキーボードの機能が変更できない場合、KeyboardRemap4Macbookをチェックするように勧めています。結局、KeyboardRemap4Macbookの方がより互換性のあるアプリということのようです。
Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)