Gmailの広告は多少ならずもウザいものですが、特に新しい画像広告は目障りに感じるかも...。そこで今回は、AdBlock Plus」のような定番のインターネット広告ブロッカーをインストールせずに、Gmailの見た目をスッキリさせるお手軽な方法をご紹介しましょう。

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筆者は1月26日の朝、いつもと同じようにGmailを開き、はじめてサイドバーに画像ベースの広告が表示されているのを見たそうです。この画像広告は、Hotmailなどのバナー広告のように閉じることは可能ですが、後でまた復活する模様。広告をブロックするとまでは思わないものの、メールのバナー広告は避けたいところです。

Chrome拡張機能「Minimalist for Everything」で広告を非表示にする(Chromeのみ)

ライフハッカーアーカイブ記事「古いものから新しいものまで総ざらい! Gmailの便利機能とTipsのすべて」でもご紹介した、Chrome向け拡張機能「Minimalist for Everything」がオススメ。Gmailの広告を非表示にできるだけでなく、チャット用サイドバーを非表示にしたりページ上のGoogleリンクをカスタマイズできます。インストールは、こちらのページからどうぞ。


ユーザスクリプトかブラウザ拡張機能で広告のみ非表示にする

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Firefoxユーザなら、ユーザスクリプトを利用するのも一法です。「Remove/Hide Gmail Ads」は、拡張機能をインストールせずともFirefoxおよびChromeで動作します。Gmailの連絡先情報を除くことなく、メッセージのサイドや上にある広告を非表示にすることが可能です。この空スペースを節約することはできませんが、見た目はずいぶんスッキリします。また、Chrome向け拡張機能「Ad-Blocker for Gmail」やFirefox向け拡張機能「Gmail Ad Remover」でも、同様の機能が得られます。


受信トレイのウェブクリップを無効化する

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メッセージ上の広告よりも、受信トレイの上部にあるウェブクリップが気になるなら、Gmailの設定を変更しましょう。Gmailの設定画面で「ウェブクリップ」タブをクリックし、「ウェブクリップを受信トレイの上に表示する」のチェックを外せばOKです。拡張機能やユーザスクリプトをインストールせずとも、このような簡単な設定変更だけでも少しは見た目がよくなります。しかも、これならChrome/Firefox以外のブラウザでも可能です。


Gmailのみならず、ウェブ上の広告を非表示にしたい場合は、定番の広告ブロックツール拡張機能「Adblock Plus」を使うという手段も当然あります(支援拡張機能として「Element Hiding Helper for Adblock Plus」もアリ)。ブラウザが多少遅くなるおそれはありますが、インターネットの広告を隠すだけでなく、マルウェアをブロックするのにも使えて「一石二鳥」です。

Gmailをできるだけスッキリ使いたいときは、これらのいずれかを、ぜひお試しください。

WHITSON GORDON(原文/訳:松岡由希子)