Windows/Mac OS X:『Insync』は、Google Docsをローカルマシンと同期させるツールです。また、Insyncを使えば、ブラウザを使わずに他のワープロアプリでドキュメントを編集することもできます

 ライフハッカーでは以前Insyncのβ版をご紹介しましたが、今回の最新版では、Google Docsにより焦点が絞られています。

もちろん、Google Docsしか同期できないわけではなく、筆者が試したところ、 ZIPファイルも問題なく同期されました。また、Insync最大の利点は、複数のGoogleアカウントを扱えることです。アカウント切り替え時にいちいち再ログインする煩わしさはご存知でしょう。Insyncではそのような面倒な作業は不要で、簡単にアカウントを切り替えながら使うことができるので、非常に便利です。

ストレージにかかるコストはGoogleだけで、1GBまでなら無料、20GBが年間5ドル、80GBが年間20ドル、200GBが50ドル(1TBまで拡張可能)となっています。Dropboxが50GBで年間50ドル、100GBが年間100ドルなのと比べると、かなり割安です。先ほどもご紹介したように、Insyncは、Google Docs以外のファイルにも使えるので、利用しない手はありませんね。さらに、Insyncではパーミッションの細かい設定もできるので、仲間とのファイルの共有にも使えます。

使い方次第で、InsyncはDropboxより格安で便利なツールとなり得るでしょう。筆者が試した限りでは、ありとあらゆる形式のファイルを同期することが可能です。Dropboxに変わるツールをお探しの方は、試してみてはいかがでしょうか。

Insync

Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)