iPhoneやiPadで、Wordデータや漫画、PDFリーダー、ビデオプレイヤー、その他のアプリのファイルを同期したい場合、iTunesを通すことになります。しかし、iTunesを使うとかなり時間がかかって面倒ですよね。そこで今回は、iTunesを使わずに同期する、速くてシンプルな方法をご紹介します。

iTunesは、起動にかなり時間がかかります(Windowsの場合特に)。しかし、急ごうとしてiOSデバイスの特定のファイルをドラッグするともっと遅くなってしまい、長時間固まってしまう場合も...。
そのようなときは『iExplorer』を使いましょう。iTunesでファイルが同期されるのをジッと耐えて待たずとも、驚くほど速く同期できます。インストールするだけで、あとはほとんど何もしなくて大丈夫です。

インストール後の使い方は以下の通り。
- インストール後iExplorerを起動し、左のサイドバーの中から同期したいアプリを探します(「App」フォルダの下にあります)。それをクリックしてアプリのフォルダの上限が5つまでというメッセージを見たら、アプリをいったん閉じて再起動します。
- 再起動したら、右のパネルの「Documents」というフォルダに同期したいファイルをドラッグします。WordドキュメントでもPDFファイルでも、漫画でもビデオでも何でもOKです。
- iExplorerを閉じてデバイスを取り出し、アプリを開きます。データベースにファイルがあれば、ファイルが同期されているのが確認できるはずです。
iExplorerは、同期作業中ほとんど固まることがありません。パソコンをフリーズさせることなく、簡単にファイルを移行できます。米Lifehackerでは、iExplorerを使っていくつかのアプリを試しましたが、すべてうまくいきました。もちろん一概には言えませんが、iTunesを使わずにファイルを同期する方法としては、かなり手堅い方法だと思います。
Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)