トマトの皮を剥くには、急ぎ加減によっていくつかの方法があります。

その中でも、お手軽にできる3つの方法を紹介しましょう(剥いた皮は、できればトマト塩を作るのに取っておいてくださいね)。

味と食感を保ちたいなら:昔ながらの湯剥きがベスト

もっとも一般的なやり方であり、かんたんにトマト(や桃などの核果)の皮を剥くことができます。用意するのは、包丁、鍋に沸かしたお湯、そしてボウルに張った氷水だけでOKです。

お湯を沸かしている間に、果実の底にバツ印の切れ込みをいれておきます。沸騰したら果実を入れ、1分ほど湯通しします(熟した果実は短めに、あまり熟してなければ長めにしましょう。うまく皮が剥ければなんでもOKです)。

果実を取り出し、ボウルに張った氷水に投入し、加熱を止めます。触れるくらいまで冷めたら、皮を剥きます。

筆者の場合、大好きなトマトサラダを作るときや、皮を剥いた生のトマトが必要なレシピでこの方法を使います。

湯通ししすぎで味や食感が失われるようなこともなく、氷水でしっかり冷やすので、それ以上加熱が進むこともありません。

準備が面倒なときは:冷凍庫で凍らせる

この方法は、人のやる作業が少ないため、大量のトマトがあるときに役立ちます。お湯も、氷水もいりません。バツ印の切れ込みさえも。

やることはかんたん、トマトをそのまま冷凍庫に入れるだけ。一年中、いつでも取り出すことが可能です。

使いたくなったら凍ったトマトをお湯にくぐらせ、やさしくこすって皮を剥きましょう。あとはソースの中に投入するか、剥いたトマトが必要なその他のレシピで使います。

ただし筆者は、この方法で剥いトマトを生では食べません。

冷凍によって果実内の水が膨張し、細胞壁が壊れてしまうため、ベシャっとした食感になってしまうからです(ソースで煮込めば問題ありませんが、サラダだときっと気づくと思います)。

トマトが少量のときは:火であぶる

2,3個のトマトを剥くだけなら、手間の多い湯剥きは避けたいところ。それならば、火の力を借りて同じことをすればOKです。

お湯を火に変えるだけ、その他の手順は湯剥きと同じ。まず果実の下部にバツ印の切れ込みを入れたら、トングでつかんでゆっくり回転させながら直火であぶります(コンロでもバーナーでもOKです)。

皮がむけ始めたら、氷水に投入するか、流水で冷やします。あとは完全に皮を剥いて、いつも通りの調理をするだけです。