iOSを5.0.1にアップデートしたところで、iPhoneの1日の寿命が多少長くなっただけで、バッテリー問題がすべて解消されたわけではありません。そこで、iOSデバイスのバッテリーを少しでも長持ちさせるために、電力を搾り取るかのようなTIPSアレコレをご紹介します。中には、物を買い足す必要があるものもありますが、すべてはiPhoneをせめて1日でも(できればそれ以上)持たせるためなので、是非試してみてください。
Image remixed from originals by PremiumPSD and Marshall Bock.■簡単なことからはじめよう
iPhoneのバッテリーを少しでも長持ちさせたいのであれば、誰もがやった方がいいことがいくつかあります。ほとんどは、あきらかにバッテリーを消耗すると知られている機能も多いですが、それらをオフにするかきちんと管理することで、1日のバッテリーの持ちは少しよくなります。
常に新しいメッセージを待たないようにします。メールを送った数秒後にメールが来るとは限りませんが、メールを即時受信することがそこまで重要ではないのであれば、そこまで頻繁にサーバに確認しないように設定した方がいいでしょう。
これもバッテリーを長持ちさせるのに有効です。GPS機能はバッテリーをちびちびと消耗するので、常に位置情報を取得するようなアプリがあれば、オフにすることでバッテリーのもちが少し長くなります。
アプリのアップデートや音楽、ビデオ、ポッドキャストなど、大きめのデータをダウンロードする場合は、Wi-Fiを使ってダウンロードした方がいいです。まず第一に、Wi-Fiを使ってダウンロードした方が一般的に速いので、iPhoneをダウンロードのために長く使わずに済みます。次に、3Gの方がバッテリーを多少使う傾向にあるので、よりたくさんのバッテリーを消耗します。
常にたくさんのアプリを開いて待機させる必要はありません。Appleのマルチタスク機能は、バッテリーに優しい設計になっていますが、大量のアプリが待機している状態は、バッテリーを消耗します。マルチタスクの待機アプリを手動でいちいち消すのはかなり面倒ですが、この小さな苦労は週ベースで見れば、バッテリーの無駄遣いを減らしてくれます。
■もっと減らしたい人のための方法
いくつかの機能を使わないようにすることで、多少はバッテリーの持ちはよくなりますが、その違いは微々たるもの。それに、それらの機能は必要だから切ることはできない...という人もいるでしょう。上記の機能は使い続けたいという場合は、別の方法が無いわけでもありません。
すでにiPhoneケースを使っている人も多いでしょうが、「Mophie Juice Pack」のようにバッテリーがケースにビルトインされているものもあります。バッテリーがあるので多少かさばりますが、iPhoneのバッテリーの持ちが2倍近くになるのであれば、我慢できる範囲です。
他にも、プラグインするタイプの予備のバッテリーもあるので、どうしてもという時だけそれを使ってもいいでしょう。別に充電しなければいけませんが、バッテリーが足りないという非常事態を考えれば、それくらいは手間ではないのではないでしょうか。
車の中、会社のデスク、ベッドサイドなど、自分がよく行く場所でいつでも充電できるようにしておけば、充電器を持ち歩く必要がなくなります。コンセントがない時のために、ソーラーチャージャータイプも持っていた方がいいかもしれません。iPhoneのバッテリーが死にそうにならなければいいでしょうが、万が一の時のために充電器のオプションも色々と揃えておいた方がいいでしょう。
他にも、iPhoneのバッテリーはこうすれば長持ちする! という秘策を知っている方は、是非コメント欄で教えてください。
Adam Dachis(原文/訳:的野裕子)