電話会社もメーカーも、Androidをスピードアップさせてバッテリーを長持ちさせるために「タスクキラー」系のアプリの使用を奨励しているようですが、これらのアプリは恩恵よりも害の方が大きいとか。「PC World」が行った何通りかのテストによると、バッテリーを長持ちさせるという意味では、タスクキラーは何の意味も持たないそうです。
AndroidのメモリはPCメモリとは異なった働き方をするため、タスクをクリアにしたところでスピードにも、バッテリーにも影響はなく、開いたままにしておきたいプロセスを終了してしまうこともあります。
PC Worldでは、5台のAndroidと『Advanced Task Killer』を使い、この理論を裏付けるためのテストを行いました。その結果、バッテリーの持ちが最大4.2%長くなったケースもありましたが、逆に0.5%短くなったというケースもあったそうです。
他にも、スマートフォンの電池を長持ちさせたい方は、「古いAndroidデバイスをスピードアップさせる方法」、「iPhoneなどのスマートフォンや携帯のバッテリーを長持ちさせる方法」、「iPhoneのバッテリーを少しでも長持ちさせるためのTIPSアレコレ」も合わせて読んでみてください。
Task-Killer Apps:Will They Help or Hurt Your Battery Life? | PC World
Whitson Gordon(原文/訳:まいるす・ゑびす)