Excelのスプレッドシートでの作業を行っていて、マウスでの操作が面倒...と感じる方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、豪Lifehackerの選ぶ、Excelで使える便利なキーボードショートカットを6つご紹介します。なお、他のアプリでも使えるような定番のショートカット(コピペなど)は省かれています。ご了承ください。

 

F2

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単純ですが、「F2」を叩くとセルの編集が行えます。もちろんダブルクリックでもOKですが、F2を一回押す方が速いはずです。


Shift+矢印

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複数のセルを選択できます。Shiftを押しながら、複数選択したい方向の矢印キーを押しましょう(「PgUP」「PgDn」「Home」「End」キーでも可)。マウスでドラッグするよりも正確に選択できるはずです。


Ctrl+スペース」「Shift+スペース

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「Ctrl+スペース」で一行をまとめて選択でき、「Shift+スペース」で一列をまとめて選択できます。選択後に「Shift+矢印」を行えば、さらに行や列を追加で選択可能です。


Ctrl+1

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セルの書式設定が開けます。多くの設定はリボンのホームタブからアクセスできますが、キーボードショートカットを使えば、より素早く開くことが可能です。




入力後のセル移動方向を変更

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これはショートカットではありませんが、「オプション>入力後にセルを移動する」から、セルで何かを入力してエンターを押した後、どの方向の隣接するセルへ移動するか変更できます(上下左右)。


Alt

リボンはマウスでの操作に特化していると思われがちですが、「Alt」キーを利用することで、ほとんどの機能がキーボードから実行できます。

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「Alt」キーを押すと、それぞれのオプションに対応するキーが表示されます。該当するキーを押すと、その先のオプションでの該当キーも表示され(上の画像参照)、開きたいオプションのキーを押せば、そのオプションが実行される仕組みです(例:「Alt→H→V」でペースト)。

覚えやすいとは言いがたい上に、当然ペーストなどは「Ctrl+V」の方が速く行えます。しかし、このキーボードショートカットを利用すれば、実質マウスなしでExcelでの操作をすべて実行することが可能です。


いかがでしたか? 他にも、Excelがより使いやすくなる小技などをご存知の方は、コメント欄への記入お願いいたします。

Angus Kidman(原文/訳:松井亮太)