経済情勢が不透明なこの時代、米国では副業を持つ人が多くいるそうです。副業する主なメリットとしては収入増があげられますが、実は隠れたメリットとして、生産性の向上や時間の無駄遣い防止にもつながるそうです。

Photo by Andrew Wippler.

 週60~80時間程度働くと、映画を観たりゲームをしたりといった自由な時間はそれほどなくなります。ちなみに、筆者は週70時間仕事をしているそうですが、友人と週一回会うことと図書館で読書する以外、余暇にあてる時間はなくなったとか。仕事をする時間が増えれば、買い物する暇もありませんし、メディア広告を見かける機会も減ります。

しかし複数の仕事を持つことで、効率もアップします。筆者は、GTDのバイブル『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』の整理術をすぐに取り入れ、テキスト拡張ツール(英文記事)を導入し、GmailやGoogleリーダーを整理したと言っています。

これらはいずれも、何ヶ月も前から「やらなくちゃ」と思いながら、なかなか手がつけけられなかったものですが、仕事がほぼ2倍になったことで、やらざるをえなくなったそうです。このように、仕事量が増えることで必然的に生産性の向上につながります

ただし、せっかく増えた収入を外食などで浪費しないよう、くれぐれもご注意を。複数の収入源を有効に活用し、借金返済やマイホーム購入、老後の備えなど、人生プランの実現への近道にしましょう。

なお、日本企業の中には従業員の副業を禁止、もしくは制限するところも少なくありません。「副業を始めようかな」と思ったら、まずは勤務先の就業規則を確認してください。

19 Things Your Suburban Millionaire Neighbor Won't Tell You | Len Penzo dot Com

DAVID GALLOWAY(原文/訳:松岡由希子)