豪Lifehackerが、Norton社の最新のサイバー犯罪レポートから、とても興味深い事実を見つけ出していました。なんでも、マルウェアの被害に遭った人は実際の生活でも統計的に犯罪に遭いやすいとのこと。一体どうしてなのでしょうか。

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 この相関関係の明白な因果関係は示されていませんが、この2つの事実は少し関連がありそうです。オンライン上でセキュリティへの注意が足りない人は(実際にマルウェアの被害に遭っているくらいなので)、現実社会でも用心深さが足りないということではないでしょうか

Nortonのインターネット安全擁護団体は、「現実社会での物事や人間の関係性に用心深くない人は、オンラインでもその性質を引き継いでいる」と言っています。日々起こる出来事や、周囲の人に気を配って生活している人は、どういう人だか考えてみてください。疑り深い人や用心深い人ほど、個人的なことや隠し事を打ち明けないのではないでしょうか。

結局人間の性質というのは、リアルでもオンラインでも変わらないのかもしれません。常日頃うっかりしやすいと自覚している人は、オンラインでもうっかりしないように気を引き締めていきましょう

Norton Cybercrime Report (PDF) | via Giz AU

Jason Chen(原文/訳:的野裕子)