良い姿勢は、背中や首の凝りの予防に欠かせませんが、常に良い姿勢を保つのはなかなか難しいものです。そこで、良い姿勢を保てているかを確認するのに簡単な方法が、今回ご紹介する壁を使ったテストです。
冒頭動画は、きちんとしたフォームが不可欠な、ゴルフをする人向けのものです。しかし、ゴルフをしない人でも、姿勢を確認するのに良いテスト方法なので、試してみてください。
YouTubeユーザ、SortMySwingさんの説明は以下です。
足を壁から15センチメートルほど離して立ち、頭と背中を壁に寄りかからせ、首をぴったり壁に沿ってつけてください。腕を地面と平行にしてまっすぐ伸ばし、それを壁の方向に上げて壁にぴったりくっつけてください。もし背中がアーチ状になったり、手首を上げることができなければ、危険信号です。
他にも姿勢を確認する方法をご紹介しましょう。
上記の方法と同じく、足を壁から15センチメートルほど離して立ち、背中を壁にぴったりくっつける代わりに、頭、肩、おしりを壁につけます。手を背中の下の方に入れ、首を壁にぴったりつけます。背中の下のほうから首まで2.5~5センチ以内の空間ができていれば、良い姿勢です。そうでなければ、姿勢を変えてちょうど良い5センチ程度の空間ができるよう工夫してください。例えば、空間が広すぎたら、腹筋に力を入れて姿勢を正し、それを1日中できるように頑張りましょう。
「クリエイティング・ウェルネス・カイロプラクティック・センター」には、この方法の詳しい説明と他の方法を紹介するPDFファイル(英語)があるので、興味のある方はダウンロードして読んでみてください。マヨ・クリニックのスライドショーにも、自分の姿勢を確認するのに便利な方法が載っていますよ。
Melanie Pinola(原文/訳:曽我美穂)