Windows:USBドライブやデジタルカメラなど、リムーバブルディスクを取り外すとき便利に使えるユーティリティが、『ProEject』です。
ProEjectでは、そのドライブで起動中のアプリやウィンドウを閉じることで、どんなリムーバブルディスクも安全に取り外せるとともに、コンピュータのレジストリやフォルダを自動的に消去することができます。
たとえば、最近使用した一覧(MRU)や、「SendTo」、「Recent」、「Quick Launch」、「Windows Firewall」のフォルダに作成されたショートカット、Windows7でピンしたアプリケーションや設定も削除してくれます。
このユーティリティは、システムのハードドライブだけでなく、リムーバブルディスクにもインストール可能。リムーバブルディスクにインストールすると、アプリケーションが起動して、自動的にドライブを取り出した後、「お掃除」してくれます。
また、上級者向け機能としては、コマンドラインのサポートや、取り外しプロセスに統合できるアプリケーションリストも装備。たとえば、『TrueCrypt.exe』は、USBドライブにTrueCryptドライブがある場合、ProEjectが自動的にこれを検知し、これに従って取り外しを行います。
ProEjectは、Windows XP以上に対応の無料ユーティリティ。703KBと軽量なので、Windowsコンピュータはもちろん、リムーバブルディスクへの導入も検討の余地アリです。ダウンロードは、こちらのページからどうぞ。
ProEject | SoftwareSpot Apps via FreewareGenius
David Galloway(原文/訳:松岡由希子)