Photo remixed from an original by Shutterstock.ライフハッカー編集部様
新しいスマホがお気に入りなのですが、時々めちゃくちゃ熱くなります。なぜ、こんなに熱くなるのでしょう? スマホを熱くさせないためには、どうすればよいのでしょうか?
PN:火を噴きそうなスマホが心配
スマホが心配さんへ。
スマートフォンが熱くなるのは、よくあることです。この熱は、スマートフォンのバッテリーに起因しています。電話しているときやGPSを使っているとき、動画を視聴しているときなど、正常よりもパワーを使っているとき、熱があがります。
スマートフォンが熱くなりすぎてパワーが落ちたり、本体を握りづらくなるのは問題です。また、バッテリーが熱くなるということは、バッテリーが早く消耗してしまうことでもあります。
では、スマートフォンを熱くなりづらくするための方策を、いくつかご紹介しましょう。
睡眠中は『マップ』を閉じる、シグナルをしきりに検索させないようにするなど、バッテリーを消耗させるアプリはオフにしましょう。
Android向けアプリ『JuiceDefender』(無料)は、バッテリーの節約に役立ちます。また、iPhoneでは起動中のアプリをすべて閉じるのも、効果があります。
アプリケーションの中には収拾がつかなくなり、意味もなくCPUを食い始めてるものや、下手なプログラムゆえに必要以上にCPUを使っているものもあるかもしれません。CPUの使用量を監視するAndroid向けアプリ『Watchdog Task Manager』(有償・274円、無償のLite版あり)などを使って、スマートフォンが熱くなる原因となっていそうなポイントをチェックしましょう。
洋服のポケットに入っているスマートフォンが熱くなってきたら、外気に出して冷ましましょう。動画の視聴中は、スタンドを使うことをお勧めします。また、ナビに利用するときはエアコンが当たる場所に置くこと。触れる限りではあまり感じないかもしれませんが、GPSを1時間使う程度でもスマートフォンは熱くなります。
オーバークロックするとスマートフォンのスピードは上がりますが、バッテリーをより消費し、すぐに熱くなります。Android向けアプリ『SetCPU』(有償・156円)を使えば、プロファイルが作成でき、スマートフォンが熱くなってきたらアンダークロックに戻すといったことも可能。たびたび熱くなるなら、アンダークロックしておくのも一法です。
スマートフォンがオーバーヒートし、クラッシュしたり、ランダムにシャットダウンするなら、取り替えてもらうという手段もないではありませんが、扱うには熱い...という程度であれば、これらの対処法をまずは試してみてくださいね。
お役に立てれば、幸いです。
ライフハッカーより、愛を込めて。
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)