無尽蔵に、出てきたら、いいのにな。
などと日々思う方も多いかもしれませんが、がむしゃらに労働時間を増やして実入りを増やすよりも、収入はそのままで節税した方が効果的だったりするように、「いままで浮かんでいたのに記録していなかった」ものをきっちりと使う、というのもアイデア量を増やす、歴とした方法です。
記録力がスゴイ「airpenPocket」を使い、いままで取りこぼしてしまっていたアイデアを拾い上げるだけではなく、拾い上げつつアイデアをもっとだせるようにしたい、という方には是非お読み頂きたい、アイデア創出講座のまとめは以下より。
■アイデア創出講座【その1】~手書きだと、本当にアイデアは出やすくなるのか
手書きの方が脳へ負担を掛ける、とは一般的に広く言われるところですが、そこをちゃんと解明しているサイトや文献は、実は少ないのが現状です。そこで、Webで見つかる論文などを紐解き、少なくとも言える確かなところを、ライフハッカー流にまとめてみました。
いちるさんが実践したというairpenPocket夢日記。私も試してみましたが、開校式のトークでの話の通り、夢の話を思い出すには枕に頭を押し付けて、布団に入ったまま夢うつつの状態で書く方が思い出せますね。両手を使うとどうしてだか、非論理的な夢の話を、論理的な話に無理矢理まとめてしまう感覚がありました。読者諸兄もぜひ一度お試しあれ。
記事の中で解説した、手書きとキーボード入力での脳の血流の違い、手書きとタッチパネルでアイデア出しをしたときの違いを確かめたい方は、こちらからどうぞ。
■アイデア創出講座【その2】~airpenPocketを使った、アイデアを腐らせない3つのステップ
「STEP1:とにかく集中してA4一枚にアイデアを埋める」
「STEP2:「紙を捨てる」ことで、全力で忘れる」
「STEP3:数日後に見て思い出す」
との3ステップをご紹介した、2本目では、デジタルメモでは行いにくい「紙を捨ててすっかり忘れる」。大事なことを自分のなかに記憶するときには、何度も繰り返し目にすることが大切ですが、接触時間の短い間に印象づけるものを作るときには、第一印象を重視したほうがいいものです。
初めて見る受け手の気持ちを忘れないように、アイデアを忘れるために、airpnePocketをどう使えばいいのか、知りたい方はこちらの記事からどうぞ。
■アイデア創出講座【その3】~airpenPocketのある場所=アイデア発生場所にする3つのTips
2本目は個人単位でのアイデア出し手法でしたが、こちらはチームでのアイデア出し手法。airpenPocketをみんなの動線上に置いたり、交代で貸したりして、半ば強制的に「アイデア出し」のタイミングを作るという方法をご紹介。空間的に制限のあるアナログなアイテム「紙と筆記用具」を使って、「その場に立ち会ったときだけ書く」というルールを実践してみてはいかがでしょうか。
いちるさんによる「アイデアを出してもらうスタンス作り」について知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧あれ。
(常山剛)