こんばんは傍島です。
なんとなく浮かれ気分になる夏ですが、Macユーザーは、さらに浮かれ気分のはずです。何のことかと言えば、『Mac OS X Lion』がリリースされたから。『Snow Leopard』のリリースが、2009年8月28日だったので、Lionは約2年ぶりのメジャーアップデートです。
iPhoneやiPadだと、例え騒いでも仕事の道具としてMacがないと、ことが進まないことが多く、Lionの登場を待ちわびていた方も多いはずです。そんな期待のMac OS X Lionですが、期待に胸膨らませて使ってみると、操作性に違和感を感じる部分がないでしょうか? その違和感は、設定を変更することでスッキリ解消できるので、事例と対象方法をご紹介します。
スッキリしたい方は、以下で。
LionのFinderは、自身のライブラリフォルダへアクセスできません。Finderからアクセスする場合は、「移動」メニューを表示したままにしてオプションキーを押すと、「ライブラリ」のコマンドが追加されます。これを選択すると、Finderからライブラリフォルダへアクセスできます。
Chromeをお使いであれば、トラックパットを2本指で左右にスワイプして、戻る・進むを実行していたと思いますが、Lionでは何故が上手く動きません。違和感を通り越してイラッときた場合は、「システム環境設定」の「トラックパッド」、「その多のジェスチャ」で「ページ間をスワイプ」を「3本指で左右にスワイプ」に変更して下さい。3本指スワイプ操作で戻る・進むが実行できるようになります。
Lionでは、操作方向とは逆にスクロールするようになりました。これはiOSと同じ動きなんですが、長年の慣れなのか、iOSのように対象物を直接触って操作しないためか、この動きには違和感を感じます。これも、「システム環境設定」の「トラックパッド」の「スクロールの方向:ナチュラル」のチェックを外すと、これまでと同じ方向にスクロールします。
地味ながら思い切った変化だと思いますが、ウィンドウからスクロールバーが消えました。これでは、表示しているドキュメントがどのくらいの量で、それのどこを表示しているか把握できないので、不満です...。「システム環境設定」の「一般」の「スクロールバーの表示:」で「常に表示」を選択すれば、スクロールバーが表示されます。
いかがでしょうか?
不満を通り越して「イラッ」となっている方も多いかもしれませんが、Lionの不満がいくつか解消されたのはないでしょうか? 私は、ご紹介した設定を行うことで、スッキリ使えるようになりましたので、是非試してみてください。
(傍島康雄)