自分のタスクマネジメントだけでも十分大変ですが、他のメンバーをマネジメントするとなると、さらに難易度はアップ。ときに、個別のコミュニケーションも必要ですが、まずは、「誰が、何を、いつまでにやるのか?」をチーム全体で共有することが基本ですね。そこでこちらでは、米Lifehacker読者が選ぶグループベースのタスク管理ツールのトップ5をご紹介しましょう。

Photo by Jay and Melissa Malouin.

 

Basecamp

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「Basecamp」は、オンラインコラボに最も優れたツールのひとつ。ToDoリストはもちろん、イベントや重要な納期などを入力したカレンダーを共有でき、プライベートチャットやドキュメント共有も可能です。世界的な大企業の多くも、プロジェクト管理にBasecampを使っているとのこと。

気になる点があるとすれば、お値段が高めなこと。月額サービス料は、小規模グループ向けの「Plus」で49米ドル、100プロジェクトまで使える「Premium」で99米ドル、プロジェクト数・ユーザ数ともに無制限の「Max」が149米ドルです。ごく小規模なチームにはここまで必要ないかもしれませんが、ベンチャー企業などでは最適なツールといえるでしょう。


Remember the Milk

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ライフハッカーではすっかりおなじみの「Remember the Milk」は、個人ベースだけでなく、グループベースでも使えます。タスクを位置でタグ付けしたり、連続するタスクを整理することが可能。自分のタスクを他のユーザにアサインすることもできます。アカウント取得は無料ですが、モバイルアプリやメールサポート、Outlookとの同期などの機能は、年25米ドルのProアカウントでのみ利用可能です。


Cozi

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「Cozi」は、小規模グループ向けに設計されたToDoマネジメントツール。複数のユーザが同じスペースでそれぞれのユーザのToDoリストを使ったり、納期を共有できます。また、モバイルアプリから作業の進行状況をチェックすることも可能です。カレンダーの共有機能もあります。仕事のみならず、家族で買い物リストやメモに使うのもアリかもしれません。無料なのも嬉しいですね。


Producteev

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「Producteev」は、タスクの追加がカンタンな上、ウェブやiOSアプリから管理でき、他のメンバーにタスクをアサインしたり、ドキュメントやワークスペースを共有できます。また、新規タスクや納期のメールアラート、Googleカレンダーとの同期もOK。ビジネスにもプライベートにも使えます。

2ユーザまでなら、無料の基本アカウントのほか、SSL暗号化や容量がアップする、月額5米ドルの「PLUS」があります。3ユーザ以上は、月額20米ドルの「PREMIUM」か、30米ドルの「PLATINUM」をどうぞ。詳しくは、ライフハッカーアーカイブ記事「『Producteev』はGoogle Calendarとも同期可能なオンラインタスク管理ツール」でも採り上げています。


スプレッドシート

原始的なツールですが、「Google Docs」や『Microsoft Excel』、「Zoho Docs」といった、スプレッドシートを使って、ToDoリストを複数のユーザで共有し合うのも根強く人気です


ちなみに、これら5つのツールについて、米Lifehacker読者にアンケートしたところ、意外にも(?)、スプレッドシート派が45.7%と最も多く、次いで、Basecamp(21.4%)、Remember the Milk(19.3%)という結果になりました。

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みなさんは、どのタスク管理ツールがお気に入りですか? 「ここで採り上げられていないけど、実はこれがオススメ」というものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。

Alan Henry(原文/訳:松岡由希子)