Macビギナーの方で、前にWindowsを利用していた人から「Macはどういう風にメンテナンスをすればいいのか分からない...」という質問が、米Lifehacker編集部に寄せられました。

Windowsのようにデフラグしたり、ディスクをスキャンするべきなのか? それとも他にMac独自のメンテナンス方法があるのか? 今回は、Macのメンテナンス方法についてお教えしましょう。

 Apple社は、Macや他のApple社製品について「ただ使っていればいい」と言っているので、ほとんどの人がMacを定期的にメンテナンスしていないでしょう。Macユーザーは大抵、必要に迫られると少しメンテナンスをする程度で、Windowsユーザーがケアするほどはメンテナンスをしていません。

例えば、PCではWindowsアップデートを実行するでしょうから、Macではソフトウェアアップデートを定期的に実行したくなるでしょう(アップルメニュー > ソフトウェアアップデート)。しかし、Macのソフトウェアアップデートは、定期的に自動でチェックするように設定できます

定期的なバックアップも、パソコンのメンテナンスには重要です。Macの場合はビルトインのバックアッププログラム「Time Machine」を使うといいでしょう。Time Machineはアプリケーションフォルダの中にあります。

AppleのWebサイトのサポートでは、ソフトウェアアップデートとバックアップに加え、ファイルの管理や古いファイルのアーカイブ化など、パソコン内を物理的にキレイに整理しておくことを勧めています。

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これも、Macの場合はビルトインのデイスクユーティリティがありますので(アプリケーション > ユーティリティ > ディスクユーティリティ)、これを実行してドライブのエラーをスキャンしたり、ディスクのパーミッションを修復したりできます。以前Appleの技術者だった、米LifehackerライターのAlan Henryによると、2〜3ヶ月に1回ディスクユーティリティを実行するようにするだけで、ほとんどの問題は避けることができるとのこと。

Macに必要なメンテナンスは以上です。Macの動きが遅くなったり、落ちやすくなったら、スタートアッププログラムのクリーンアップや、『OnyX』のようなMac最適化・メンテナンスプログラムで、Macをキレイにお掃除してよみがえらせることもできますので、そちらも試してみてください。

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)