ドキュメントや画像などのファイルを上司や同僚、クライアントなどと共有するとき、メールに添付するのが、最も定番な方法ですね。こちらでは、超基本を改めておさらい。メーラー別に、メールへのファイル添付の手順について、まとめました。
メールにファイルを添付しようとするたびに操作がわからず困っている、お父さん、お母さん世代の方々にも、ぜひ共有してあげてください。
「Gmail」、「Yahoo! Mail」、「Hotmail」といったウェブメールから、『Outlook』、『Mail』などのデスクトップアプリまで、メールにファイルを添付するための基本的なプロセスは同じ。大まかな流れは、以下の4ステップです。
- 「新規メッセージ」や「メール作成」といったアイコンをクリックして、新規メールのウィンドウを開く。キーボードショートカット「CTRL + N」でもOK。
- 「ファイルの添付」といった文言が表示されている、クリップ型のアイコンをクリックする。
- コンピュータのフォルダから、添付したいファイル・フォルダを選択する。多くの場合、「CTRL」キーを押しながらファイルをクリックすると、複数のファイルを選択できる。
- 「開く」もしくは「ファイルの選択」といったボタンをクリックして、メールにファイルを添付する。
では、メジャーなメーラーごとに、操作手順の概要をご紹介しましょう。
■ウェブメールさらに、Google ChromeやFirefoxといった最新のウェブブラウザでは、ファイルをドラッグアンドドロップするだけで、カンタンに添付することも可能です。詳しくは、冒頭のチュートリアル動画でもご確認ください。
すると、「ファイルを選択」というボタンが並んだ画面に移ります。この「ファイルを選択」ボタンをクリックして、コンピュータ内のフォルダから、添付したいファイルを選び、最後に上の「ファイルを添付」のボタンをクリックするという流れです。
■デスクトップメール
まず、Outlookのリボンメニューから「新規作成」ボタンをクリック(キーボードショートカット「CTRL + N」でもOK)し、新規メッセージの画面を開きます。右上の「ファイル添付」のメニューをクリックし、添付したいファイルやフォルダをクリックして選択。「挿入(Insert)」ボタンをクリックすると、「添付済み」のラインに添付したファイルが表示されます。ちなみに、添付を削除したい場合は、右クリックして「削除」を選択すればOKです。
■おまけ:右クリックメニューを使ってファイルを送信する方法
WindowsエクスプローラーやMacのFinderといった、コンピュータのファイルマネージャーで、右クリックからファイルをメールに送ることもできます。たとえば、Windowsの場合、送信したいファイルを右クリックし、「送る」>「メール受信者」を選択します。こうすると、デフォルトのデスクトップメールクライアントが立ち上がり、新規メールで、添付ファイルとして挿入されます。
GmailやYahoo! Mailに、このような右クリックメニューを備えたいなら、『Affixa』(Windowsのみ対応)といったアプリケーションを使うのも一法です。ちなみに、Affixaは個人ユースであれば、無料でダウンロードできます。こちらのページからどうぞ。
Melanie Pinola(原文/訳:松岡由希子)