あなたは、CEOになれそうな習性を持っていますか?
『The New York Times』が、「リーダーとして大切なものは何か?」を70人のエグゼクティブに尋ねたところ、答えにある特徴が見えてきました。インタビューを行ったコラムニストAdam Bryant氏が、それを5つの習性としてまとめています。どれも後天的に身につけられ、持っていればキャリアアップが期待できるものだそうです。
- あふれんばかりの好奇心
身の回りのものすべてについて興味があり、質問、疑問がどんどん生まれてくる。- 百戦錬磨で培った強い自信
逆境をむしろ楽しむような心意気。CEO候補生に求められるのは、過去の失敗をどう生かしてきたか? ということ。- チームの力を熟知
チームプレイヤーというだけではなく、チームがどう機能するのか? チームとして最大限の結果を出すにはどうしたらいいか? をよくわかっていること。スポーツチームでいえば「プレイメーカー」の役割を持つこと。- 理路整然としたコミュニケーション
簡潔、シンプル、そして、わかりやすいコミュニケーションができること。- 大胆であること
居心地のいい場所に安穏とせず、リスクを踏まえて新しい分野に挑戦する力。変化をポジティヴに捉える力。
この5つは、トップエグゼクティブたちが長年の経験の中で学んだ習性で、必ずしも彼らが元々持っていた素質ではありません。原文には、白人で高身長でなければだめだといった、身体的特徴をコメントしている人もいました。
皆さんは、リーダーに大切なものは何だと思いますか?
Distilling the Wisdom of C.E.O.'s | The New York Times
Melanie Pinola(原文/訳:山内純子)