Firefox 4では、ブラウザを終了する時にタブを保存するかどうか確認しなくなりました。今までのクセで、タブを保存するつもりで終了していると、ちょっと痛い目に遭うかもしれません。この動作を元に戻すには、「about:config」を使えば大丈夫です

 Firefoxの初期設定では、ブラウザを開く時に毎回自分で設定したホームページを開くようになっています。次に使う時に保存しておいたタブを開きたい時は、ブラウザを終了する時に保存すればよかったのですが、FIrefox 4ではその画面が表示されません。

もちろん、環境設定で「Firefoxを起動するとき前回終了時のウィンドウとタブを表示する」を選んでおけば、次回起動する時まで保存されます。しかし、起動時にホームページやブランクページを表示させたい場合や、毎回タブを保存したいわけではなければ、環境設定をいちいち変更するのは面倒ですよね。

Firefox3以前のような動作に戻したい時は、アドレスバーに「about:config」と入力し、「browser.showQuitWarning」の設定を検索します。検索したらダブルクリックし、値を「true」に変更して、ブラウザを一旦終了しましょう。次回起動時から、FIrefox 3のような動作に戻ります。

この方法は、米Lifehacker読者のdathbeさん、seiryuさん、p.observerさんが教えてくれました。ありがとう!

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Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)