一日中コンピュータとにらめっこ...。食事のときくらい離れてリラックスしたいものですが、納期が迫っているとか、緊急対応に追われているなど、どうにも切羽詰まった状況では、ときにデスクで食事しなければならないこともありますね。
そこで米Lifehackerでは「キーボードを汚さずに食べられるオススメなメニューって何?」(英文記事)をテーマに、読者さんからコメントを募集。寄せられたコメントをベースに、コンピュータの前で食べるのに適したメニューと、その食べ方のコツについて、次のようにまとめてみました。
■散らかさずに食べられるもの
キーボードやデスクを汚さずに食べるのに適した料理としては、まず、手づかみではなく道具を使って食べられるもの。また、小さなものよりも大きめのもののほうが、万一、落としたときに拾いやすいです。くずれにくく、固めで乾燥しているものも適しています。
たとえば、以下のような料理がオススメです。
ステーキ、鶏胸肉、ハムなどの肉料理は、ソースをつけなければキーボードに汁があまりたれないのでいいでしょう。手が汚れることもありません。
ドレッシングがたっぷりかかっているものでなければ、サラダもいいです。レタス、きゅうりなど、どれも比較的大きめなので、万一キーボードに落としたとしても、取り除きやすいのが利点です。
マッシュポテトやリフライドビーンズなど、「糊」のように他の料理と一緒にくっつけて食べられるものがあると、ご飯や豆類など、小さくて取りづらい食べ物も食べやすくなります。
シリアルは牛乳がこぼれたり、小さなフレークのかけらが落ちたりしがちなので、カップなどに入れて食べるといいでしょう。
■うまく食べるコツ
キーボードなどを汚さずに食事を摂るコツとしては、「何を食べるか?」だけでなく「どうやって食べるか?」も工夫のしどころです。
シンプルな方法としては、キーボードから離れたところで食べる。飲み物や食べ物をこぼしてしまったとしても、キーボードの隙間に入り込んだ食べこぼしを掃除したり、こぼれ落ちた液体からあわててコンピュータを救出しなくてもいいからです。
また、筆者はスライド式のキーボードトレイを活用しているとか。食事の間はキーボードトレイをデスクの下にスライドさせるそうです。筆者が使っているキーボードトレイは、デスクの間に余裕があるので、食べながらでもトレイに手を入れてキーボードを叩けます。ゴム製のキーボードカバーを利用している人も多いようです。キーボードのカバーをDIYするシンプル術としては、サランラップをキーボードに巻く方法があります。この方法は、コンピュータがオーバーヒートしてしまうおそれがあるので、ラップトップPCには向いていませんが、デスクトップのキーボードにはいいでしょう。このほか液体のものは防げませんが、プリンタ用紙を即席のカバー代わりにしてもOKです。
ランチタイムぐらいオフィスから出て、職場の仲間とおしゃべりしながら、ゆっくり過ごすのが理想ですが、いつもそうともいかないのが現実。やむをえず、コンピュータの前で手早く食事を摂らなければならないときは、是非これらのコツを参考にしてみてくださいね。
Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)