フリーランスで、自分のお金の流れをキッチリと管理するのはなかなか大変なことですが、逆にキッチリし過ぎるのも良くないようです。長期間フリーランスとして働いている先輩は、帳簿をキッチリ管理しているヒマがあったら、自分の仕事の価値をもっと高めろ! と言っています。

 ここで言う「キッチリと管理された帳簿」というのは、あくまで一つの例えであって、フリーランスの人は、もっと自分の仕事の価格について考えた方がいいということ。1年以上料金が据え置きでも不平不満が一つもないのは、明らかに考え直した方がいいですが、それよりも、その状態が心地良いと感じていることの方が怖いのです

収支のバランスが完全に取れた状態というのは、フリーランスにとっては決して良いことではありません。もし一つでもクライアントの支払が遅れたら、もしくは全く支払いできないような状態に陥ったら、バランスは一気に崩れます。たとえ万が一の時や、老後に備えて蓄えがあったとしても、収支のバランスが完ぺきに取れている状態というのは、常に余裕がある状態のことを言うのです

フリーランスのみなさん、自分の仕事の価格はどのように決めていますか? 常に収支に余裕はあるでしょうか? 自分はこうやってやり繰りしているといった情報、コメント欄にてお待ちしています。

How To Tell When Your Rates Are Too Low [FreelanceSwitch]

Kevin Purdy(原文/訳:的野裕子)