冬休み、雪のある場所に遊びに行く人や、この冬に雪が降るのを心待ちにしている人は、今回ご紹介する雪玉の作り方を、ぜひ覚えておいてください。これで、きっと雪合戦で勝てるはず!

DIYなどに関するウェブサイト「The Art of Manliness」に、完璧な雪玉の作り方や雪合戦に最適な時間帯、雪合戦に向いている服装などが詳しく書かれています。

 

いい雪を見つけよう

雪玉を作るのに向いている雪は、水分が多すぎず、乾きすぎてもいない状態の雪です。水分が多すぎると、石のように堅い雪玉ができてしまうので危険です。軽くて粉のような、いわゆるパウダースノーは、すごく寒くて湿度が低い時にできるのですが、雪を玉状にまとめるのに苦労します。

いい雪を見つける方法は3つ。1つ目は、少し暖かい場所の雪(道路の近くにあり、車や家の暖かい空気で少しだけあたたまっているような状態の雪)を探してみることです。2つ目は、マゾ(?)の方におすすめですが、雪を素手で握ってみること。手の温かさで雪があたたまり、雪が固まるのにちょうど良い程度の湿り気になります。3つ目は、真っ昼間まで待って、雪合戦をすること。雪があたためられているので、雪合戦に適した雪になっています。


4本の指が分かれている手袋を使おう

4本の指が分かれていないミトンではなく、指が分かれている手袋を使いましょう。ミトンのほうが暖かいかもしれませんが、雪玉を作るのには苦労します。また、ミトンからはあまり熱が逃げないため、雪玉を作る時に必要な熱が少なくなり、雪玉が作りにくいという欠点も。よって、雪玉を作るのに適した熱や湿り気が出て握りやすい、4本の指が分かれている手袋を選びましょう。


雪玉をしっかり固めよう

雪玉を作るとき、表面から数センチ下にある雪を使いましょう。そして、手でコップのようなかたちを作って、雪を取り、圧力を与えながら握ります。この時、力が強すぎると雪玉が崩れるので注意を。握っていくうちに、雪からの抵抗力を感じたら、握るのをやめて、今度は雪玉の表面をなでて、かたちを整えます。これで完成!


水の中に雪玉を入れないこと

水中へ雪玉を入れるのはやめましょう。水によって雪玉がとけて、表面が氷のようになり、人にぶつけると大変危険です。ぶつけられると、野球ボールが当たったかのような衝撃があります。絶対に使わないように!


雪玉は1回ずつ作るべき? まとめて作るべき?

敵に囲まれて攻撃を受けていて、まわりで守ってくれる人がいない時は、1回ずつ作るしかありません。しかし、守ってくれる人がいれば、雪玉をまとめて作っておいて、反撃にそなえましょう。敵が雪玉を作りに行ったら、反撃のチャンス! ということで、状況に応じて作り方を変えてみましょう。


いかがでしたか? この記事を参考に、雪合戦にチャレンジ!

How-To Make the Perfect Snowball [The Art of Manliness]

Jason Fitzpatrick (原文/訳:阿久津美穂)