■画面キャプチャーにはめんどうな作業がつきまとう

ライフハックするためには、

1. いまなにをしているかを分析する

2. その手順を効率化する方法を考え実行する

このふたつが重要です。

たとえば、画面をキャプチャーするという作業をする場合、よくあるのは、背景画面をデフォルトに戻し、キャプチャーして、それをメールに添付して送信したり、Webサーバーにアップロードして、そのURLを取得してメールに添付する、といった一連の作業です。

 

■省力化のためのキャプチャー

単にキャプチャーするだけというソフトも多いですが、キャプチャーしてアップロードするとか、キャプチャーしてftpする、という一連の手順を実行すると、たいへんな省力化になることに気づいたのは、4年ほど前になります。『ghost』というソフトを、豊福親信さんと作って2006年5月にリリースしました。

同様の機能を、慶應大学の増井俊之教授が『Gyazo』として2007年にリリースしていますので、この手の環境は、ある程度のニーズがあるようです。

■背景をなくして撮影

そこで『ghost』に続くキャプチャーシリーズの第2弾として『makeupCapture』を考えました。

前述のように、ふだん背景を好きな壁紙にしている場合、ある程度公開できる範囲で、壁紙をニュートラルなものに戻すことは、大人の嗜みかもしれません。

ただ、そういうことをいちいち手作業でするのはめんどうなので、一連の作業として自動的に行うことにしました。

makeupcapture001.jpg

けっこう楽できるんじゃないかなと思います。WindowsXPで動作テストしています。動作には、.NET Framework2.0が必要です。

[makeupCapture]

(美崎薫)