Facebookに、アカウントデータが丸ごとダウンロードできる機能が搭載されました。おかげで、Facebookの「お友達リスト」や投稿メッセージ、画像・動画を、デスクトップ上にサクっとバックアップできるようになりました。このFacebookのダウンロード機能の使い方については、ライフハッカーアーカイブ記事「Facebook にアカウントデータが丸ごとダウンロードできる機能が搭載された!」や冒頭の動画チュートリアルをご参照ください。

さて、この機能、実は「すべて」のデータをきれいすっきりダウンロードしてくれるわけでもない、ということにお気づきの方もいるのではないでしょうか?

例えば、友達がアップロードしてくれた画像や、「お友達」の電話帳、メールアドレス一覧などは、この機能ではカバーされていません。そこで、テクノロジー系ブログメディア「Digital Inspiration」の創始者Amit Agarwal氏が、Facebookのダウンロード機能以外の手段で、Facebookの大事なデータ3種類をダウンロードする方法を、紹介しています。

 

1: 他のユーザがアップロードした画像

Facebookのダウンロード機能は、自分がアップロードした画像しかダウンロードしない。他のユーザがアップロードした画像をダウンロードする場合は、ワンクリックで画像をダウンロードできる『Fotobounce』がオススメ。Windows/Macの両方に対応している。

2: Facebookの電話帳

Facebookの電話帳は便利。Facebookモバイル版の「お友達リスト」に移動し、テキストファイルで保存。このデータを、ExcelやGoogle Docsにインポートしておけば、電話番号付きでお友達リストをバックアップできる。

3: 「お友達」のメールアドレス

規則違反することなく、Facebookの「お友達」のメールアドレスをエクスポートする、ちょっとした裏技がある。具体的なやり方としては、Yahooメールのアドレス帳に移動し、Facebookのアイコンをクリック。ポップアップ表示に従ってFacebookにログインすれば、Facebookのアドレス帳を、Yahooメールアカウントにインポートできる。このデータは、こちらのリンクページから、CSVファイルをダウンロードすればOK。ちなみに、同様の方法によって、GmailやLinkedInの連絡先データをインポートすることも可能だ。詳しくは、以下の動画チュートリアルもご参照あれ。

特に、Facebookのヘビーユーザさんは、Facebookのデフォルトダウンロード機能だけでなく、これらの方法を用いて、大事なデータはバックアップしておくとよさそうですね。

Download the Missing Pieces of Data from Facebook [Digital Inspiration]

Amit Agarwal(原文/訳:松岡由希子)