机の上でもタスクでも、一度散らかったり山積みになったりすると、整理するのは一苦労です。そんな時は、机の上もタスクも劇的に片付くという、魔法の質問をしてみましょう。その質問とは...

これはどこに所属しているのか?

散らかった机を片付けたいのなら、机の上にある物を全部一度箱に入れましょう。それから、一つずつ取り出して、この質問をしていきます。「所属する」という言葉で分かりにくくなっているかもしれませんが、要するに、物の置き場所はどこなのかを確認しているのです。

 ハッキリと決まっている物もあれば、何とも言えない物もあると思います。「机の上」とか「この部屋のどこか」みたいな、ざっくりした答え(場所)しか出てこないような物があれば、その場で置き場所を決めてください。

そんなことをしていたら、片付けが全部終わるまで時間が掛かり過ぎる! と思うかもしれません。ですが、一度こうやってすべての物の置き場所を決めておけば、その後で、手も付けられないほど散らかるようなことはなくなります。最終的には効率が良くなるのです。

この質問は物だけでなく、タスクにも応用ができます

やるべき事や、やりたい事が多過ぎて、タスクが管理できなくなったら、すべてのタスクについてこの質問をします。タスクの場合は、ステイタスや優先順位のカテゴリーを予めいくつか決めておいて、それに振り分けるといいでしょう。例えば、「即対応」、「○○○プロジェクト」、「誰かさん待ち」、「保留」、「未着手」といった感じです。

この質問は、他にもメールの受信箱や名刺、果ては人間関係まで、あらゆるところで応用ができますよ。とにかく何かを整理したいと思ったら、まずこの質問をすべてに投げかけてみてください。

A Most Important Question [Minimal Mac via Unclutterer]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)