ディスクイメージツールは、ディスクやドライブ、DVDやハードドライブ、その他のメディアを仮想イメージに変換し、簡単に保存、または操作出来るようにしてくれるツールです。
先週、米Lifehackerの方で、お気に入りのディスクイメージツールを教えて下さい、という調査をしたのですが、その結果選び抜かれた、5つのディスクイメージツールをご紹介します。
■DAEMON Tools（Windows、ライト版：無料、プロ版：$100）ディスクイメージエミュレータ『DAEMONツール』は、ライト版・プロ版・プロアドバンス版の数種類が用意されています。ベーシックなライト版は無料なので、もちろんプロ版よりも機能が少なくなっています。
ディスクイメージのバックアップ、仮想ドライブ最大4つまで同時にマウント可能、システムトレイから仮想ドライブへクイックアクセス、Windowsエクスプローラから直接イメージをマウント、ディスクイメージコレクションをDAEMONツールデスクトップウィジェットを使って操作、などなどが可能です。DAEMONツールはローカル、ネットワークマウントの両方に対応しています。
■Alcohol 52%（Windows、有料$27）
『Alcohol 52%』は、Alcohol Softの看板商品『Alcohol120%』の弟分です。この2つの大きな相違点（英サイト）は何かというと、Alcohol 52%の方にはディスク作成ソフトが含まれていません。ですが、Alcohol 52%には、Alcoholの非常に優秀なCD／DVDドライブエミュレーションツールが含まれています。
このアプリは、31までの仮想ドライブに同時対応が可能で、スピーディーな再生が出来るように最適化されているので、仮想ディスクからゲームをする場合などに重宝されています。また、多くのドライブ、イメージのコンビネーションのエミュレート、読み込みが可能です。Alcohol 52%はローカルおよび、ネットワークマウンティングの両方に対応しています。
■Virtual CloneDrive（Windows、無料）『Virtual CloneDrive』（VCD）は、SlySoftによるフリーツール。この会社は『AnyDVD』や『CloneDVD』などの、人気ディスク関連ツールを作成している会社です。
VCDは、同時に8つまで仮想ドライブをサポートしていて、ISO・BIN・CCDなどの標準イメージフォーマットに対応。インストールすると、VCDはWindowsシェルに統合されるので、イメージファイルのマウントは、ファイルのダブルクリックでOKという単純さ。Virtual CloneDriveはローカル、ネットワークマウンティングの両方に対応しています。
■PowerISO（Windows、$29.95）『PowerISO』は、仮想ドライブの単純なマウンティング、アンマウンティング以上が可能なツール。ISOファイルの抽出、起動可能なISOイメージの作成（または既存の起動可能なISOから起動情報を抽出、起動情報のテストなど）、統合性を保ったままISOファイルを適正化し、容量を減らすなどの技も可能。
PowerISOには、Windowsシェル、コンテキストメニュー統合、物理ディスクからのISO作成、イメージ形式変換なども含まれていて、ローカル、ネットワークマウンティングの両方に対応しています。
■MagicISO（Windows、$29.95）MagicISOは、イメージマニピュレーションを最初から最後まで行なう、ということに焦点を当てたディスクイメージツール。物理ディスクからディスクイメージを抽出し、形式を変換、静的イメージではなくアクティブドライブかのように、ディスクイメージ内で作業できるようになっています。
MagicISOにはマルチブートイメージ対応のディスク作成ツールが含まれています（例えば、3つのLinuxインストールイメージを一つのマスターDVDに記録することが可能、ということ）。MagicISOはWindowsエクスプローラに統合可能で、仮想ディスクと物理ドライブ間のファイルの移動はドラッグアンドドロップで可能です。MagicISOはローカル、ネットワークマウンティングの両方をサポート。
この5つのツールからどれが一番お気に入りかの投票を募ったところ、下記のような結果となりました！
一番人気はDAEMONツールで、40％近い票をゲットしています。他にもオススメのツールがあれば、ぜひコメントで教えて下さい！Jason Fitzpatrick （原文／訳：まいるす・ゑびす）
