Google検索に「Google Instant」という機能が新たに導入され、検索が劇的に速くなるとのことです。冒頭の動画から、Google Instantの概要が見られます。以下は、Googleによる説明です。
より速い検索:タイプが終わる前に、予想される検索ワードの検索結果が表示されます。2~5秒の時間節約が可能です。 より正確な予想:検索したいものの名前がハッキリしない...。そういった場合でも、予想される検索ワードが灰色のテキストでボックスに表示されるので、お目当ての情報を探しやすいです。 瞬間予想:今までは、検索ワードを最後まで打ってエンターキーを押す必要がありました。しかし、これからはタイピングし始めればすぐに、予想される検索ワードが表示されていきます。
■Google Instantが検索をどう変えるか
そんなに今と変わらないのでは...? と感じた方も多いと思います。しかし「w」キーを打つだけで、ご自分のいる場所の天気(weather)が表示されることを、想像してみましょう。速くて、簡単だと思いませんか?
じゃあ、エンターキーや検索ボタンを押したらどうなるのか? その点は複雑になっていないようです。予想をスルーして、今まで通り、入力したテキストに集中した検索を行ってくれます。
Google Instantは、Chrome・Firefox・Safari・Internet Explorer 8で利用できますが、Googleアカウントへのサインインが必要です。詳細を知りたい方は、こちら(英文)を参照してみてください。この記事によると、Google Instantで、世界中の人々が節約できる時間の合計は35憶秒(1日あたり11時間)だそうです。
日本版ではまだ使えないようですが、近々導入されるはずなので、辛抱して待ちましょう。ブラウザには数ヶ月内にChromeの「omnibox」のような形で追加され、モバイル検索にも今年の終わりには追加されるとのことです。
訳者は英語版で試してみましたが、確かに「速い」です。
Google Instant [Google]
Adam Pash (原文/訳:松井亮太)