プライベートモード、シークレットウィンドウ、インコグニートモードなど、呼び方は様々ですが、プライベートブラウジングは、やましいサイトを閲覧する際に使う機能、と思われているフシがあります。しかし、実際には、欲望を満たす以外の使い道がいくつもあります。
先日、米Lifehackerでは「いつプライベートブラウジングをオンにしますか?」というアンケートをとりました。そこで今回は、そのアンケート結果から米Lifehackerが選んだ、プライベートブラウジングの有効な使い道9選を、ご紹介します。
1. 他人のPCで自分のアカウントにログインする読者jeremiah89氏の使い方は、
Facebookなどのサイトに、他人のPCでログインする際などに使用しています。すでに記録されているパスワードをシッチャカメッチャカにしたり、他人のセッションをログアウトしなくて済むので、良いです。
2. サイトをテスト・デバッグする
3. 複数のGoogle Appsアカウントを管理クッキーやセッションに関係するものをデバッグしたり、テストしたりする際に使用しています。管理者とユーザーを同時に開けるので、作業が速くなります。
4. Facebookの個人情報保護仕事とボラティアの関係上、4つのGoogle Appsアカウント持っているので、アカウントごとに、Chromeのシークレットウィンドウで、リンクを開くようにしています。こうすれば、ログイン・ログアウトでイライラすることもありません。
自分の履歴や、自分が訪れたページを、他人にこっそり見られるのが嫌なので、Facebookを閲覧する時には、プライベートブラウジングにしています。
5. 公共PCのオートコンプリート履歴に残ることを回避するプライバシーを侵害してくる、インターネット上に広がるクッキーにはウンザリしているので、Facebookを閲覧する時には、いつもプライベートブラウジングです。
6. サプライズを考えるログイン画面や、その他のサイトにアクセスした時、オートコンプリートの履歴が残らないよう、大学のPCを使う際には、いつもプライベートブラウジングにしています。
読者rad.raderson氏の使い方は、
7. プレゼントを購入する子供たちにバレないよう、家族旅行を計画する時などに使っています。
8. 「リスキー」なコンテンツを閲覧する(ポルノ以外)誕生日プレゼントや、記念ギフトなどを購入する時に使用しています。
9. 足跡を減らす暴力が激しかったり、ホモセクシャルな関係性の出てくる、少々描写の過激な日本のアニメ(エルフィンリート、純情ロマンチカ、など)を見るときに使用しています。アメリカや日本では問題ないのでしょうが、自分の住んでいる地域では、そういったアニメーションを良しとしていないので。
仕事で、メールやサインインの必要なサイトにアクセスする際に使っています。仕事の作業で、プライバシーを気にしても仕方ないので、「隠す」ために使っているわけではありません。ただ、自分の所有物ではないPCに、あまり個人的な形跡を残したくない、というだけです。
仕事先などでは、いくらプライベートブラウジングを使おうと、それ以外の方法で、あなたのPCの中身を見ることは十分可能です。さらに、プライベートブラウジングは決して完璧ではありません。詳しくは「全く何も痕跡を残さずにブラウズする方法」を、参照してみてください。
いかがでしたか? もっと有効なプライベートブラウジングの使い方があるぜ! エロ以外でな! という方は、コメント欄への記入お願いいたします。
Adam Pash (原文/訳:松井亮太)